アウディA6 改良新型プロトタイプ発見 人気の高級セダン、2023年モデルへ

公開 : 2022.02.18 18:05

2023年モデルと見られるアウディA6のプロトタイプが発見されました。軽微なデザイン変更が見られます。

前後に軽微なデザイン変更か

改良新型のアウディA6が公道でテスト走行する姿が目撃された。フロントとリアにカモフラージュを施したセダンタイプで、改良後の変更点が見えにくくなっている。

外観の詳細は明らかではないが、フロントエンドには新デザインのグリル、シャープなヘッドライト、新しいエアインテークが採用されているようだ。リアでは、バンパー下部が低くなったように見えるほか、テールライトの形状も変更されている。

目撃されたアウディA6のプロトタイプ
目撃されたアウディA6のプロトタイプ    AUTOCAR

現行A6は2018年から販売されており、通常のセダンとワゴンタイプのアバントがある。今回撮影されたプロトタイプは、いずれもセダンタイプである。

アウディはパワートレイン情報をまだ明らかにしていないが、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンのラインナップは維持されると予想される。

最近、アウディは販売不振を理由に、英国でのA6オールロードの販売を終了した。このモデルの2021年の英国販売台数はわずか256台で、高性能モデルのRS6アバントの販売台数の半分以下だった。

また、アウディは2021年、PPEプラットフォームをベースにした「A6 eトロン・コンセプト」を公開し、A6の将来の方向性を予見した。このコンセプトは、4輪に電気モーターを搭載した全輪駆動モデルで、航続距離は700km、総出力は468psを誇る。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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