セクシーな電動オープンカー ジェネシス Xコンバーチブル・コンセプト公開

公開 : 2022.11.17 06:05

ジェネシスは、新たなEVコンセプト「Xコンバーチブル」を発表しました。ラグジュアリー、プレミアム・テクノロジー、サステナビリティへのコミットメントを示す、4人乗りの電動オープンカーです。

シリーズ3番目のEVコンセプト

韓国の高級車ブランドであるジェネシスは、持続可能な高級車コンセプトとして、「Xコンバーチブル」を公開した。

ラグジュアリー、サステナビリティ、プレミアム・テクノロジーに対するジェネシスの姿勢を示す、4人乗りのEVコンセプトである。同じテーマを基に2021年に公開された2ドア・クーペ「Xコンセプト」、今年4月に公開された「Xスピーディウム・クーペ」に続く、シリーズ3番目のモデルだ。

ジェネシスXコンバーチブル・コンセプト
ジェネシスXコンバーチブル・コンセプト    ジェネシス

Xコンバーチブルは、ジェネシスのデザイン言語「アスレチック・エレガンス」の最新バージョンとされる。ショートオーバーハング、ロングボンネット、ロングホイールベースが特徴で、ジェネシスは上空から見たシルエットを「クラシックな『コーラボトル』の形」と表現している。

フロントエンドは、ジェネシス初の内燃機関モデルからインスピレーションを得たデザインとなっている。リアエンドにはジェネシスの特徴でもあるクアッドテールライトを装備し、テールゲートの形状はブランドエンブレムへのオマージュであるという。

韓国の伝統文化からインスピレーション

ブレーキの冷却性能を高めた特殊なホイールデザインを採用したほか、パワートレインとバッテリーの冷却システムをフロントバンパー下部に配置。

シートにはリサイクル可能なウール生地が使用され、持続可能性を重視する姿勢を示している。

ジェネシスXコンバーチブル・コンセプト
ジェネシスXコンバーチブル・コンセプト    ジェネシス

インテリアのメインカラーは、韓国の伝統的な建築様式からインスピレーションを得ているという。大型のメーターパネルはセンターコンソールと統合されている。

一方、エクステリアは明るい白を基調としており、ジェネシスによると、これは韓国で神聖さと高貴さを象徴する白鶴から着想を得ているとのこと。

ジェネシスXコンバーチブルのデザイン責任者であるルク・ドンカーヴォルケは、次のように述べている。

「エモーショナルな3部作(3台のコンセプトモデル)を作ることで、ジェネシスのデザイン哲学である『アスレチック』と『エモーショナル』をさらに高めることが目的でした。EVのパワートレインにより、コンバーチブルが得意とする、自然を楽しむための完璧なシナリオを実現できました」

「ジェネシスXコンバーチブルは、さらにエモーショナルなクルマを作るというブランドの使命を推し進めるものです」

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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