ディズニー100周年コラボ、どうなる? トイファトリーが予告、キャンピングカー「ダヴィンチ6.0」に5台だけの限定車

公開 : 2023.08.15 19:45

「トイファクトリー」が、ディズニーとのコラボ第2弾を予告。ティザー画像を入手しました。デュカトをベースにしたディズニー100周年記念モデルです。

トイファクトリー&ディズニー 第2弾

キャンピングカーの架装・販売を行うトイファクトリー(Toy-Factory)が、ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年記念の特別モデルをリリースする。

フィアットデュカトをベースにしたトイファクトリーのオリジナルキャンピングカー「ダヴィンチ6.0」のコラボレーションで、ディズニーの世界観を表現した魅力溢れる特別車だ。

“ディズニー100周年”のコラボモデルを予告するデモカー。秋の正式発表時は、デモカーのように外観にキャラクターは描かれず、車内に入るとミッキーたちがオーナーを迎えてくれる(右上)仕様に。予告画像を入手したので確認しよう。
“ディズニー100周年”のコラボモデルを予告するデモカー。秋の正式発表時は、デモカーのように外観にキャラクターは描かれず、車内に入るとミッキーたちがオーナーを迎えてくれる(右上)仕様に。予告画像を入手したので確認しよう。    宮澤佳久

その“予告”となるデモカーが、日本橋三越で展示された。

トイファクトリーは、1995年の創業より信頼と実績で事業を展開するキャンピングカー・ビルダー。モノづくりへの情熱とこだわりを持ち続け、質の高いオリジナル車両を提供し続けている。

なかでもハイエース・バンをベースに車中泊可能な架装を施したバンコンバージョン(通称バンコン)は、トイファクトリーの代名詞といえる。ここ数年のキャンプブームで売り上げを伸ばし、生産台数は日本一に。さらに既存のノウハウや技術力を活かした自社ブランドの幅を広げ、市場規模は拡大傾向にある。

昨年はトイファクトリーのオリジナル・ハイエースで、ディズニー&ピクサー映画「トイ・ストーリー」をモチーフにしたコラボモデルを展開。アンディ少年の部屋をイメージしてデザインされた車内では、主人公であるウッディの洋服柄をファブリックに採用するなど、ワクワクするような空間を演出。限定30台が抽選で販売された。

今回予告されたコラボモデルも、ディズニー・ファンのみならず、多くの人々の関心を集めている。

いったいどのような車両となるのか、展示された予告モデルで想察してみよう。

ベースのデュカトキャンパーをチェック

トイファクトリーは昨年、フィアット・プロフェッショナルの正規ディーラー契約を結び、商用車である新型デュカト・日本仕様の右ハンドル車の導入を開始した。

デュカトは、ヨーロッパにて絶大なシェアを誇る小型商用車。

ディズニーコラボモデルのベース車となる「ダヴィンチ6.0」のベッドスペース。予告画像と比べてみよう。
ディズニーコラボモデルのベース車となる「ダヴィンチ6.0」のベッドスペース。予告画像と比べてみよう。    宮澤佳久

フロントマスクが印象的なエクステリアは、さすがイタリア生まれと思わせるスタイリッシュなデザイン性が大きな魅力。

走行性能においては最高出力180psを実現、力強く滑らかな走りで快適な乗り心地も好評だ。

新型デュカトをベースにしたキャンパーシリーズのプロジェクトにおいては、ドイツの金属加工分野の最大手ハイマー社で経歴を積んだフランク・ヴェンダー氏を迎え入れてデザインチームを主導。このような背景のもと、欧州テイストとトイファクトリーのプレミアム感を併せ持つ、洗練されたキャンパーシリーズが誕生したのだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    小原れみ

    大学在学中に創刊されたアメリカの自動車カスタム文化を紹介する雑誌に影響を受け、インターンシップを経て編集部員に。1996年よりフリーランスのライターに転向。米国車やカスタム車両専門誌の執筆を中心にアメリカン・カルチャー全般を担当する。愛車は、熟練ビルダーである夫の指導を受けてフレーム製作から始めた1932年式フォードのホットロッド。無類の工具&ネジ好き。
  • 撮影

    宮澤佳久

    Yoshihisa Miyazawa

    1963年生まれ。日大芸術学部写真学科を卒業後、スタジオ、個人写真家の助手を経て、1989年に独立。人物撮影を中心に、雑誌/広告/カタログ/ウェブ媒体などで撮影。大のクルマ好きでありながら、仕事柄、荷物が多く積める実用車ばかり乗り継いできた。遅咲きデビューの自動車専門誌。多様な被写体を撮ってきた経験を活かしつつ、老体に鞭を打ち日々奮闘中。
  • 編集

    徳永徹

    Tetsu Tokunaga

    1975年生まれ。2013年にCLASSIC & SPORTS CAR日本版創刊号の製作に関わったあと、AUTOCAR JAPAN編集部に加わる。クルマ遊びは、新車購入よりも、格安中古車を手に入れ、パテ盛り、コンパウンド磨きで仕上げるのがモットー。ただし不器用。

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