ルーフ(RUF)最新作 史上最強の市販モデル「CTR 3 Evo」発表 猛々しいリアエンド

公開 : 2023.08.18 20:45

ポルシェのチューナーとしてもよく知られるルーフ(RUF)は、同社史上最もパワフルな市販モデルとなる新型「CTR 3 Evo」を発表。最高出力800psの3.8Lツインターボ・フラット6をミドマウント。

最高出力800ps 独自開発モデル

ドイツのメーカーであり、ポルシェのチューニング・スペシャリストでもあるルーフ(RUF)が、これまでで最もパワフルなCTR 3 Evoを発表した。

ポルシェをベースとするCTR 3クラブスポーツを全面的に再設計し、大幅にアップグレードしたモデルである。

ルーフCTR 3 Evo
ルーフCTR 3 Evo    ルーフ

CTR 3 Evoは、ミドマウントの3.8Lツインターボ・フラット6を搭載し、最高出力800ps/7100rpmと最大トルク100kg-m/4000rpmを発生する。

公開された車両にはルーフの7速DCTが搭載されているが、ベースのCTR 3クラブスポーツには6速MTも設定されているため、これがEvoにも導入される可能性がある。

ボディには軽量、高強度、耐熱性で知られるケブラー複合材が使用されている。

最高速度などは未公開だが、クラブスポーツの最高速度380km/h、0-100km/h加速3.2秒を超えるパフォーマンスを持つという。

エンジンだけでなく足回りも高度にチューニングされている。マクファーソン・ストラット式フロントサスペンションとマルチリンク式リアサスペンションの改良、カーボンセラミックブレーキ、サーキット走行に対応したドライサンプ方式などが採用された。

インテリアは、カーボンファイバー製のヘッドレスト一体型スポーツシートに、コントラストカラーのイエローステッチが施されたアルカンターラ張り。

ルーフCTR 3 Evoの価格は72万5000ドル(約1億円)以上とされる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジョナサン・ブライス

    Jonathan Bryce

    英国編集部。英グラスゴー大学を卒業後、モータージャーナリストを志しロンドンに移住。2022年からAUTOCARでニュース記事を担当する傍ら、SEO対策やSNSなど幅広い経験を積んでいる。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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