世界に1台だけのシルエット ロールス・ロイス、新シリーズ「ドロップ・テイル」公開 豪華絢爛な2シーター

公開 : 2023.08.21 18:25

依頼主は「名家」の夫妻 2人の関係表すカラーリング

ラ・ローズ・ノワールにはオーデマ・ピゲの特注時計が搭載され、クラスプ(留め金)を使ってダッシュボードに取り付けられている。コーチビルド部門のデザイナー、アレックス・イネス氏は次のように語る。

「この時計は、物理的な衝突テストとバーチャル・シミュレーションによって、衝突時に時計が動かないようにする必要がありました。わたし達は、依頼主の特別なご要望があれば、通常は誰もしないようなことまで行います」

ロールス・ロイス「ラ・ローズ・ノワール」
ロールス・ロイス「ラ・ローズ・ノワール」    ロールス・ロイス

ラ・ローズ・ノワールの製作は、「国際的な名家」の当主である夫妻から依頼されたと言われている。

依頼主の2人の関係からインスピレーションを得て、「トゥルー・ラブ・レッド」と「ミステリー」と名付けられたダークな色合いのペイントが施されている。

クルマの完成を記念して、夫妻はシャンパーニュ・ド・ロッシーの特別なヴィンテージも注文した。ロールス・ロイスはこれに応え、シャンパン・チェストを搭載した。

ロールス・ロイスのトルステン・ミュラー・エトヴェシュCEOは「ドロップ・テイルは、クルマはアートとして創造できるのかという長年の疑問にも答えてくれます。この特別なロードスターのお披露目によって、その答えが『イエス』であることは明確です」と述べた。

デザイン責任者のウォーミング氏は、コーチビルドは「ロールス・ロイスの究極の表現」であるとともに、「美しさだけでなく、1台のクルマとして製造可能なものの頂点」でもあると述べている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事