ロールス・ロイス 100台限定の電動コンバーチブル『ナイチンゲール』初公開 新時代を切り拓くモダンデザイン
公開 : 2026.04.16 07:25
ロールス・ロイスが約700万ポンド(約15億円)の超高級電動コンバーチブル『プロジェクト・ナイチンゲール』を発表しました。新しいコーチビルド・コレクションの第1弾で、100台限定生産となります。
新たな限定車シリーズ第1弾
ロールス・ロイスは、限定生産の電動コンバーチブル『プロジェクト・ナイチンゲール(Project Nightingale)』を発表した。自動車デザインに永続的な変化をもたらすという、新しいコーチビルド・コレクションの第1弾となる。
プロジェクト・ナイチンゲール(現時点での仮称)は100台限定で生産され、英国向けの価格は約700万ポンド(約15億円)からとなる。幅広いカスタマイズが可能なことから、最終的な価格はさらに高くなる見込みだ。

ロールス・ロイスはコーチビルド・コレクションの名の下、特注のデザインと高度なパーソナライゼーション・オプションを備えた限定生産モデルを、2~3年ごとに投入していく計画だ。
コーチビルド・コレクションのモデルは、昨年の『ファントム・ゴールドフィンガー』のようなワンオフモデルと、2021年に3台限定で2000万ポンド(約43億円)で販売された『ボートテール』のような完全オーダーメイドモデルの中間に位置する。
プロジェクト・ナイチンゲールの購入者はロールス・ロイスによって選ばれ、すでに100台すべてが販売済みだ。
将来製品部門責任者のフィル・ハーネット氏は、「当社の最上級のお客様にのみアプローチしています。このクルマの価値を理解し、運転したいと願う方々のもとへ届けたい。お客様一人ひとりがふさわしい人物であり、クルマを大切に所有し続ける方であると信じています」と述べた。
新型車のテストは今年の夏に開始され、2028年より納車開始予定だ。まだコンセプト段階ではあるが、生産準備は99%整っているとされる。
今後のデザインの方向性を示す
プロジェクト・ナイチンゲールは、1928年の『ファントムI』をベースとする実験車『17EX』を現代風に解釈したものだ。17EXと同様に、全長5.76mの大部分を長いテールが占めている。
このデザインは、2024年にBMWから移籍したドマゴイ・デュケク氏の指揮下における新しい路線を示唆している。「今後のロールス・ロイスのデザインの方向性を示すものです」とデュケク氏は述べた。

ロールス・ロイスの他のモデルと同じくアート・オブ・ラグジュアリー・プラットフォームをベースとしているが、部品のほとんどが独自設計で、同社初のEVである『スペクター』とは基本的に共通点がないという。
ハーネット氏によると、コーチビルド・コレクションは、オーダーメイドを望みつつも「時間がない」顧客のニーズに応えるために生まれたという。
昨年5664台を販売したロールス・ロイスにとって、重要な収益源となるだろう。高度なパーソナライゼーションにより、高い利益率が期待されるためだ。
「営業部門からデザイナーに至るまで、わたし達はもっと多くのことをやりたいと考えていました」とハーネット氏は言う。
「そして、お客様と話していると、コーチビルドをしたいという方もいますが、必ずしもそこに費やすだけの時間があるとは限りません。お客様には何度も『また来てください、また来てください』とお願いことになります。お客様はまた、当社にリードしてほしいともおっしゃっています。『代わりにやってほしい。お金は払うので、あとはお任せしたい』と」
「こうした議論を重ね、適切なタイミングを模索してきました。そして自然と、『今こそ実行する時だ』という結論に至ったのです」
画像 約15億円の超高級電動コンバーチブル! 唯一無二のプロポーション【ロールス・ロイス・プロジェクト・ナイチンゲールを詳しく見る】 全11枚













