【1200kmでも疲れ知らず】マクラーレン720S(3) ジュネーブへ小旅行 長期テスト

2019.12.27

100字サマリー

極めて優れたコーナリング性能を備えたマクラーレン720S。世界でも最も優れたドライビングマシンの1台で有ることには間違いありません。そんなスーパーカーと毎日を満足して過ごすことはできるのか、長期テストで確認します。

もくじ

積算4483km ランボルギーニ・アヴェンタドール
積算6910km ジュネーブに720Sで向う
高速道路では快適 山道では夢中
1200kmの後でも、もっと運転したいと思える
テストデータ

積算4483km ランボルギーニ・アヴェンタドール

text:Andrew Frankel(アンドリュー・フランケル)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
マクラーレン720Sを穏やかなクルマに感じさせるモデルは数少ない。ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJはそんな1台だった。720Sを超える濃密な感覚に、遥かに魅力的なサウンドが楽しめる。

それでも運転のしやすさや居心地の良さ、目的地への移動スピードで考えれば、わたしの運転の場合はマクラーレンの方が速い。しかも10万ポンド(1400万円)以上安価だ。

ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJとマクラーレン720S ラグジュアリー
ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJとマクラーレン720S ラグジュアリー

積算6910km ジュネーブに720Sで向う

筆者はスイス・ジュネーブから1200kmほど離れた英国の町に住んでいる。マクラーレン720Sのようなクルマなら、これくらいの移動は丁度いいランニングになる。

ほとんど毎年のように、ジュネーブで開かれるモーターショーへ向う時は飛行機を利用する。しかし今回は陸路を選んだ。合計2日間を掛けて往復移動することに疑問もなかった。一緒に移動する同乗者も誘わなかった。

マクラーレン720S ラグジュアリー
マクラーレン720S ラグジュアリー

筆者にとって、1人での長距離ドライブほど楽しいものはない。クルマが良いほどその楽しみは大きくなり、自己中心的になる。

もし定員4名のクルマなら、タダでスイスへ移動できるわけだから、誰も誘わないという選択はしにくい。しかし2シーターのマクラーレンなら、1人分の荷物を乗せるだけで車内はいっぱいだという言い訳ができる。午前3時に出発するとなれば、逆に誘いにくい。

1人なら好きな音楽を好みのボリュームで聞ける。「次のサービスエリアに寄ってコーヒー休憩しません?」 という厄介な誘いをされることもない。

 
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