【3列7人乗りSUV】新型M・ベンツGLEクラス試乗 300 dの価格/内装/走りを評価

2020.01.05

サマリー

新型M・ベンツGLEクラスを日本で試乗。3列7人乗りシートを全車に標準採用。ベーシック仕様のディーゼル車、GLE 300 dを評価します。

もくじ

どんなクルマ?
トルク 5Lエンジン並み
どんな感じ?
コーナリング/乗り心地
3列目シートは?
ベンツらしさが魅力
メルセデス・ベンツGLE 300 d 4マティック スペック

どんなクルマ?

text:Shigeo Kawashima(川島茂夫)
photo:Keisuke Maeda(前田恵介)

GLEクラスのライバルには何が相応か。意外と悩ましい問いである。

レクサスRXはどうか? スポーツ&ツーリング傾向が強すぎる気がする。ならばLXは? これはランクルの姉妹車でもあり、オフロード志向が強すぎるような。

エッジやラインを減らし面を強調。質実剛健なデザインが現代的ラグジュアリーを表現。
エッジやラインを減らし面を強調。質実剛健なデザインが現代的ラグジュアリーを表現。

同門からGクラスは? オフロードに本気すぎて乗用車のイメージが希薄。ランクルとレクサスRXの間くらいが収まりがいいか……。

メルセデス・ベンツのSUVラインナップではGLSクラスに次ぐ上位設定となるモデルがGLEクラスである。

プラットフォームにはFR車用でも上位設定となるMHAを採用し、全車にフルタイム4WDを採用する。ハードウェア構成からも分かるようにハードクロカンでの常用を前提に開発されたSUVではないが、オンロード主体にレジャーなどでのクロカン走行にも対応。

そのカバーレンジを大きく取ったのが特徴だ。

トルク 5Lエンジン並み

外観は上級ワゴンにも似た落ち着きを感じさせるもので、5×2mに達する堂々とした体躯と合わせて正統派RVといった印象。この辺りが冒頭の云々なのだが、トレンドよりベンツ車らしさにこだわった結果と言えよう。

試乗モデルは日本に輸入されるGLEクラスではベーシック仕様となるGLE 300 d 4マティック。

メルセデス・ベンツGLE 300 d 4マティックの前席
メルセデス・ベンツGLE 300 d 4マティックの前席

ベーシックといってもパワートレインは5L級ガソリン・エンジン並みの最大トルクを誇る2L 4気筒ディーゼルに、上級クラスでは定番化しつつある9速ATを採用。2.3トンの車重をしても十分なスペックである。

上位グレードとは装備設定が異なるが、OP設定されたAMGラインとレザーエクスクルーシブパッケージの装備により内外装関連は上級グレードと同等にすることができる。

もっとも、両パッケージを装着すると、GLE 400 dとの価格差は約60万円でしかない。電子制御エアサスや駆動トルク可変分配型4WDの装備を考慮するならGLE 400 dを選ぶべきだろう。

なお、試乗モデルには撮影映えするAMGラインを装備している。

 
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