【ジープのピックアップ】ジープ・グラディエーター・オーバーランドに試乗

2020.01.12

サマリー

ジープ・ラングラーのロングホイールベース版をベースとした、ピックアップ・トラックが登場。屈強な実用性を備え、欧州に上陸予定です。強い個性を放つ1台を、英国編集部がアメリカで確かめました。

もくじ

全長5.5m超えの大型ボディ
沼地程度なら後輪駆動モードで充分
日常的な速度域では予想外に良い走り
日差しを浴びてオフロードを走りたい
ジープ・グラディエーター・オーバーランドのスペック

全長5.5m超えの大型ボディ

text:Mike Duff(マイク・ダフ)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
ジープとピックアップという組合せは、とても合理的に思える。だが意外にも、ジープ・チェロキーをベースにしたジープ・コマンチが1992年に消滅して以来、存在していなかったことに驚く。

2019年、満を持してジープ・グラディエーターが登場した。見たまま、JL型へと進化を遂げたラングラーをベースにしたピックアップ・トラックで、2020年には欧州での発売が始まる。

ジープ・グラディエーター・オーバーランド
ジープ・グラディエーター・オーバーランド

大きな荷台と2列シートのキャビンを備えるグラディエーターだから、ボディはかなり長い。全長は5540mmに及び、5ドアのラングラーより658mmも長い。フォード・レンジャー・ラプターと比べても、142mm長い。

ホイールベースは長大な3487mmもある。だがアメリカ市場では、グラディエーターの大きさを持ってしても、中型トラックに位置するという。

メカニカルの部分では、ジープ・ラングラーとほぼ共通している。前後ともにサスペンションはリジットアスクル式。もちろんシャシーは独立した構造だ。車体の下を覗き込むと、オフロード走行を前提としたプロテクション・プレートがあちこちに取り付けられていることがわかる。

グラディエーターの開発に用いたテストコースには、カリフォルニア州にある非常に過酷なルビコン・トレイルも含まれていたという。オフロードの走破性は間違いなさそうだ。

 
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