【正義とはいいにくい】ヒュンダイi10 プレミアム 1.0MPI ガソリンNA 67ps

2020.01.24

100字サマリー

あまり評判の冴えなかったヒュンダイi10。そんなイメージを払拭する、3代目が登場しました。しかし電動化技術は採用されず、現代のシティカーとして、あるべき姿ではないとする英国編集部。ポルトガルで試乗しました。

もくじ

3代目へと進化したヒュンダイ製コンパクト
車内空間は充分 安全装備は充実
シティカーに期待する軽快なハンドリング
新しいシティカーとして正義ではない
ヒュンダイi10 プレミアム 1.0MPIのスペック

3代目へと進化したヒュンダイ製コンパクト

text:James Attwood(ジェームス・アトウッド)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
ヒュンダイi10は存亡が危ぶまれていた。ガソリンエンジンのシティカーは、低い利益率に高い環境規制、消費者の思考変化に伴い、大きな変化が求められている。

そんな逆境に逆らうように、新しいヒュンダイi10が登場した。新鮮な見た目と、活発な走りを得ている。誰が想像しただろうか。

ヒュンダイi10 プレミアム 1.0MPI(欧州仕様)
ヒュンダイi10 プレミアム 1.0MPI(欧州仕様)

3代目へと進化したヒュンダイi10だが、真新しいボディデザインが象徴するのように、抜本的に再設計されている。全体的なスタイリングは先代からの流れを感じさせるが、近年のヒュンダイのデザイン言語に則り、フロントグリルは大型化。

以前のi10から感じられた、実用的でも退屈なクルマ、というイメージから大分遠のいた。むしろドラマチックなデザインに思える。

ボディサイズにはさほど大きな変化はない。全長は2代目から5mm増えて3670mm。全幅は20mm広がり、ホイールベースは40mm伸びている。わずかな成長だが車内空間にゆとりを与え、運動性能の安定性を高めている。

搭載されるエンジンは、先代からキャリーオーバーとなる2種類のガソリンエンジン。67psの1.0L直列3気筒と、84psの1.2L直列4気筒ユニットだ。更にスポーティな仕様として、1.0Lターボを搭載するNラインが続く。

どちらのエンジンでも、トランスミッションは5速MTかATかを選択できる。フォルクスワーゲンUp!やセアト・ミーなど優勢なライバルモデルと異なり、ヒュンダイは純EV版の計画はないという。

 
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