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2019.08.19

電動フィアット500 パンダとともに中核モデルに 最大でもCセグまで

編集部より

フィアットは今後計画しているラインナップ刷新について、500のEV仕様および新型パンダをふたつの柱として据えるようです。SUVの500Xなども更新を予定していますが、Cセグメントよりも大型の車両は展開しないとのことです。

もくじ

アーバンモビリティと家族向けを重視
500には逆ヒンジドアを採用か
ファミリー向けは新型パンダが中心

アーバンモビリティと家族向けを重視

フィアットは欧州での販売のふたつの柱である500とパンダの刷新を計画中だ。新型500は2020年代半ばに完全電動モデルとして生まれ変わる予定だ。

500ジャルディニエラ、新型500X、そしてティーポの後継となるSUVも準備中と見られている。この計画は先月トリノのデザインセンターで行われたフィアット・クライスラー・オートモビルズの幹部会合で決定されたようだ。

フィアット500「ジャルディニエラ」
フィアット500「ジャルディニエラ」

この会合について、オリバー・フランソワCEOは「フィアットはふたつのミッションを抱えています。アーバンモビリティは現代のコアですが、特に西欧においては家族の移動手段も重要なのです」と語った。

フィアットは今後もパンダや500などの小型車を販売し続けるようだ。欧州におけるシティカー市場ではフィアットがシェアの3分の1を占めている。今後はファミリー向けのやや大型なモデルのラインナップも拡大していく方針だ。

500には逆ヒンジドアを採用か

「今後の製品計画において、われわれはふたつの軸をもとにバランス良く展開していくつもりです。フィアット500シリーズと、ファミリー層向けモデルです。大型車やプレミアムカー、それにスポーティカーは考えていません」とフランソワは語る。

「Cセグメントまでは投入しますが、それよりも大きなモデルは必要としていません。全長3.5mから4.5mの間のみがフィアットの舞台なのです。EVは今後も拡大する方針であり、500のバリエーションをさらに増やして行きます」

フィアット500X
フィアット500X

AUTOCARでは、新しい電動500はスペースの有効活用のため逆ヒンジドアを採用するとの情報を入手している。BMW i3などと同様、リアヒンジの後部ドアにより5ドアミニなどに乗降性で対抗するということだ。通常の3ドアモデルの販売低迷を反映しての判断も含まれるだろう。

さらに、フィアットは販売が振るわない500Lではなく、SUVの500Xを先にモデルチェンジするようだ。その代わり、2018年にアナウンスした500ジャルディニエラを投入する。これは500のキャラクターを維持したまま、より大型のCセグメントに仕立てたモデルだ。

 
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