【どうしたプリウス?】販売減速の原因はどこに? 気になるコロナ後 次期5代目プリウスの影

2020.05.25

サマリー

2020年に入って、トヨタ・プリウスの販売に元気がありません。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響は関係なさそうです。トヨタもこの推移を予想しているとも考えられます。キーワードは「ヨコテン」です。

もくじ

プリウス減 コロナが原因ではない?
プリウス販売台数減 織り込み済み?
4代目トヨタ・プリウスの使命とは?
次期5代目プリウスはどうなるのか?

プリウス減 コロナが原因ではない?

text:Kenji Momota(桃田健史)

今年(2020年)に入って、「プリウス」の販売に元気がない。原因は新型コロナウイルス感染拡大の影響か? それとも他に何かあるのか?

まずは、具体的な販売台数の推移から見ていこう。以下、一般社団法人日本自動車販売協会連合会の発表資料に基づく数値を引用する。

トヨタ・プリウス
トヨタ・プリウス    トヨタ

直近4か月は次の通り。

1月:6659台(前年同月比76.4%、ブランド通称名順位:7位)
2月:7518台(63.4%、9位)
3月:9717台(62.5%、7位)
4月:4669台(42.2%、9位)

4月は、プリウスを生産する堤工場が4月3日から10日の6稼働日で稼働停止したが、4月発売分の多くは販売会社の保有在庫である可能性が高い。

4月販売大幅減の要因がコロナ禍とは言い切れない。

一方、2019年1〜12月は、単月でトップ3が当たり前。

前年同月比100%割れした月は4回あるが、そのうち3回は90%台と高く、落ち込みが明確な1回は消費税アップを見据えて駆け込み需要があった9月の反動が出た10月の78.5%だけだ。

その後の11月は95.6%、12月は107.2%と盛り返している。

2019年全体を見ると、上期(1〜6月)は7万277台(109.8%)、通年(1〜12月)も12万5587台(108.8%)でそれぞれ1位となっている。

では、なぜ2020年になって、プリウスの販売台数が低迷し始めたのか?

トヨタ・ライズ/ヤリス/フィットなどの新車効果の影響はもちろんあるだろうが、それだけか?

 
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