ガソリン高騰に立ち向かう究極の1台? 『トヨタ・プリウス』で燃費の限界に挑戦 驚きの結果に【UK編集部コラム】
公開 : 2026.05.27 17:05
燃料価格が高騰する中、AUTOCAR UK編集部記者がトヨタ・プリウスPHEVで燃費チャレンジを敢行。ガソリンタンクとバッテリーを満タンにし、長距離ドライブに出かけました。実際にかかったコストを紹介します。
ガソリンと電気でどれだけ走れる?
燃料価格の高騰を喜ぶドライバーはいないだろう。特に長距離を走行したり、通勤時間が長かったりする人々にとってはなおさら大きな問題だ。1Lあたりのわずかな金額差も、積み重なれば無視できない負担となる。
たとえ燃費の良いクルマを運転している場合でも、それは変わらない。そこで、筆者(UK編集部記者)が普段英国で乗っているトヨタ・プリウスPHEVの燃費性能を、日常使用で検証することにした。

まずはガソリンスタンドの敷地内から始める。ほぼ空の状態だったプリウスの40Lタンクを満タンにすると、60ポンド(約1万2800円)強かかった(先月は45ポンド=約9600円だった)。車載コンピューターには、これで751km走れると表示された。この数字は後で重要になるので、覚えておいてほしい。
次に、公共の充電スタンドへ向かい、PHEV用の13.6kWhバッテリーを約7ポンド(約1500円)、1kWhあたり48ペンス(約100円)で充電した。これで55〜65kmは電気だけで走行できる。もちろん、家庭用の3ピンコンセントや7kWのウォールボックスを使って自宅で充電すれば、もっと安上がりになるだろう。
普段通りの運転スタイルでテスト
今の計画は、2つのエネルギー源が枯渇するまで走り続けることだ。この数日間でいくつかの移動を予定しており、まずは通勤(往復約225km)、次にロンドンのガトウィック空港へのドライブ(約320km)、そしてイングランド西部ヘレフォードへ向かう(約420km)という用事もある。
ただし、トラックの後ろに張り付いて、スリップストリームにより燃費を極限まで追求するようなことはしない。普段の運転スタイルを一切変えるつもりはなく、準備として実際にやったことはタイヤの空気圧を調整しただけだ。予定通りいけば、ヘレフォードに向かう途中で給油が必要になるだろう。

このテストのもう1つの目的は、長距離走行におけるプリウスの実力を確かめることだ。プリウスが手元に来てからまだ数週間しか経っていないため、今回がこれまでで最も長い距離を、しかも多様な道路状況で走ることになる。
その答えが分かるまで、長く待つ必要はなかった。テストの序盤、A31幹線道路でフォー・マークスに近づいた頃、トヨタがこのクルマを「タクシー乗り場で見るクルマ」から「運転するクルマ」へと位置づけし直すために調整した点が感じられ始めた。力強さの気配が漂っているのだ。
















































