「とてつもない」有能ワゴン アルピナD3 S ツーリング 長期テスト(最終) ホームのドイツで極上体験

公開 : 2024.04.06 09:45

テストデータ

気に入っているトコロ

ハードボタン:本物のボタンが随所にある。ダッシュボードだけでなく、ステアリングホイールにも。シートヒーターやエアコン、オーディオも、それで操作できる。
快適性:オプションの上質なレザーシートは、丁寧なステッチで素晴らしく快適。ランバーサポートもオプションだが。
ガラスハッチ:3シリーズ・ツーリングの特長はそのまま。リアシートと荷室は広く、テールゲートのガラスハッチが便利。
航続距離:ディーゼルエンジンは時代遅れかもしれないが、気を使えば燃費は18.0km/L。無給油で1000kmは走れる。

気に入らないトコロ

ブラック・コーディネート:ボディもホイールも黒。筆者の好みより、ダークすぎた。

走行距離

アルピナD3 S ツーリングと、担当者のマット・プライヤー
アルピナD3 S ツーリングと、担当者のマット・プライヤー

テスト開始時:3870km
テスト終了時:1万8003km

価格

モデル名:アルピナD3 S ツーリング(英国仕様)
開始時の価格:6万6000ポンド(約1247万円)
現行の価格:6万6000ポンド(約1247万円)
テスト車の価格:8万8265ポンド(約1668万円)

オプション装備

メリノ・レザー・インテリア:3800ポンド(約71万8000円)
20インチ鍛造ホイール:3420ポンド(約64万6000円)
レーザー・ヘッドライト:1870ポンド(約35万3000円)
ドライビングアシスタント・プロフェッショナル:1870ポンド(約35万3000円)
パフォーマンス・ブレーキ:1770ポンド(約33万4000円)
パノラミックサンルーフ:1550ポンド(約29万3000円)
パワーシート:1120ポンド(約21万1000円)
電動牽引バー:960ポンド(約18万1000円)
ハーマン・カードン・オーディオ:820ポンド(約15万5000円)
ブラック・サファイア塗装:800ポンド(約15万1000円)
駐車アシスタント・プラス:650ポンド(約12万3000円)
コンフォート・アクセス:560ポンド(約10万6000円)

カーボンファイバー・インテリアトリム:500ポンド(約9万4000円)
デカールセット:420ポンド(約7万9000円)
サンプロテクション・ガラス:380ポンド(約7万1000円)
自動防眩ミラー:310ポンド(約5万9000円)
シャドーライン・ライト:300ポンド(約5万7000円)
アルミニウム・シフトパドル:290ポンド(約5万5000円)
ハイグロス・インテリア:205ポンド(約3万9000円)
ランバーサポート:195ポンド(約3万7000円)
ドライブレコーダー:190ポンド(約3万6000円)
アコースティック・ガラス:190ポンド(約3万6000円)
ガルバニック仕上げコントロール:95ポンド(約1万8000円)

燃費&航続距離

公称燃費:14.5km/L
タンク容量:59L
平均燃費:17.1km/L
最高燃費:19.6km/L
最低燃費:15.2km/L
航続可能距離:1010km

長期テスト車のスペック

全長:4719mm
全幅:1827mm
全高:1440mm
最高速度:270km/h
0-100km/h加速:4.8秒
CO2排出量:198g/km
車両重量:2020kg
パワートレイン:直列6気筒2993cc ターボチャージャー+ISG
使用燃料:軽油
最高出力:360ps/4000-4200rpm
最大トルク:74.2kg-m/1750-2750rpm
ギアボックス:8速オートマティック
トランク容量:500-1510L
ホイールサイズ:8.5Jx20インチ(フロント)/9.5Jx20インチ(リア)
タイヤ:ピレリPゼロ 255/30 R20(フロント)/265/30 R20(リア)

メンテナンス&ランニングコスト

リース価格:1100ポンド/月(約20万7000円/月)
CO2 排出量:182g/km
メンテナンスコスト:なし
その他コスト:16ポンド(約3000円/アドブルー)
燃料コスト:1361ポンド(約25万7000円/軽油)
燃料含めたランニングコスト:1377ポンド(約26万円)
1マイル当りコスト:0.16ポンド(約30円)
不具合:なし

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・プライヤー

    Matt Prior

    英国編集部エディター・アト・ラージ
  • 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

長期テスト アルピナD3 S ツーリングの前後関係

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