【リアシート設定で更に911の対抗馬へ?】 新型メルセデスAMG GTクーペ 4LのV8ツインターボで武装

公開 : 2024.04.14 20:05

インテリアデザインとインテリア その1

アナログとデジタルを融合させた「ハイパーアナログ」デザインのインテリアは、AMGハイパフォーマンスカーのDNAを取り入れながら、高品質な素材やクラフトマンシップによって、ラグジュアリーな仕上がりとなる。

航空機からインスパイアされた左右対称のダッシュボードは力強いウイング形状にデザインされており、タービンノズル型のエアアウトレットとともにスポーティな印象を与える。また、ワイドなセンターコンソール中央部にNACAダクト・デザインを採用。モータースポーツのDNAを受け継ぐデザインアイコンとなっている。

新型「メルセデスAMG GTクーペ」
新型「メルセデスAMG GTクーペ」

11.9インチの縦型メディアディスプレイはこのNACAダクト・デザインとシームレスに融合、12.3インチのデジタルコックピットディスプレイは立体的なバイザーに収められるなど「ハイパーアナログ」なコックピットを形成するという。

AMG専用スポーツシート

レイヤーや折り目を巧みに組み合わせ、ライトでスリムなデザインを採用したAMG専用のスポーツシート(ナッパレザー)を標準装備した。

また、シートベンチレーター(シートヒーター機能含む)/(運転席・助手席)やマルチコントロールシートバック(運転席・助手席)も装備されるとともに、長時間のドライビングでも疲れにくい形状によって、心地良いクルージングを実現する高度な快適性も備えるという。

シートカラーは標準内装で4色、オプション内装(ダイヤモンドステッチ入)で3色から選択が可能だ。

AMGパフォーマンスシート

AMGパフォーマンスシートをオプション設定。ヘッドレスト一体型の極めてレーシーなデザインとなっており、大きく張り出したサイドボルスターは運転姿勢を常に正確に保ちスポーツ走行をサポートする。

シートベンチレーター(シートヒーター機能含む)/(運転席・助手席)やマルチコントロールシートバックパッケージ(運転席・助手席)も装備されるなど、快適性も併せ持ち、シート素材とカラーはナッパレザー内装で7色(ダイヤモンドステッチ入含む)ナッパレザー/マイクロカット内装で2色から選択することができる。

可倒式リアシート

新型GTクーペはスポーティでダイナミックなドライビング楽しめる2シーター仕様が標準だが、スポーツカーにも実用性や利便性を求める顧客のために可倒式リアシートによって4名乗車可能な2+2仕様がオプション設定された。なお、リアシートに着座できる乗員の身長は150cmまでとなっている。(チャイルドシート装着時は135cmまで)

リアシートを倒せばラゲッジルームを最大675Lまで拡大でき、スポーツカーでありながら、日常使用の利便性を確保することで、これまで以上に利用シーンが広がるという。

MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)

新型メルセデスAMG GTクーペには、12.3インチのデジタルコックピットディスプレイと、11.9インチの縦型メディアディスプレイの2画面を標準装備。それぞれAMG専用のコンテンツや表示によって、AMGならではの特別なコックピットを形成する。

対話型インフォテインメントシステム「MBUX」は第2世代を搭載。ボイスコントロールは「ハイ、メルセデス」をキーワードとして起動。音声認識機能は多くのインフォテインメント機能(目的地入力/電話通話/音楽選択/メッセージ入力・読み上げ/気象情報)に加え、クライメートコントロール/各種ヒーター/照明など多様な機能にも対応。

また、音声認識だけではなく、タッチスクリーン/ステアリングホイールにあるタッチコントロールボタンでも様々な操作をすることが可能で、ドライバーの好みや運転状況に応じて使い分けることができ、安全なドライブに寄与する。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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