史上最高のハイパーカー 52選(前編) ポルシェ959からマセラティMC12まで
公開 : 2025.01.19 18:05
ベクターW8(1989年)
ジェリー・ウィーガートは1978年にビークル・デザイン・フォース社を設立し、同年に最初のプロトタイプ(走行不可)を公開した。最初の市販車であるW8が販売可能になるまでにはさらに10年を要し、その性能値は突拍子もないものだったが、当時としては象徴的なマシンであったため、ここに含めることにした。ウィーガートは、634psの最高出力と390km/hの最高速度を誇ると主張した。

ブガッティEB110(1991年)
1991年にブガッティブランドを再始動させたロマーノ・アルティオーリに野心が足りないなどと言う者は誰もいないだろう。その結果誕生したのが、クアッドターボV12エンジンを搭載したEB110である。標準仕様で558ps、スーパースポーツ仕様では612psを発生し、後者は最高速度348km/hを謳った。1995年に会社が倒産するまでに、EB110はわずか139台が製造された。
幸運なことに、AUTOCARは実車に触れることができた。「あなたが今までに乗った中で最も速いクルマを思い浮かべてほしい。そして、ゆっくりと走るキャンピングカーを追い越すために急加速した時のことを思い出してみてほしい。それがどんなに速く感じられたとしても、その2倍の速さだと言えば、このクルマがどれほど速いかを想像できるだろう」

ジャガーXJ220(1992年)
V12エンジンと四輪駆動を採用したコンセプトモデルが発表されたが、市販バージョンでは3.5L V6ツインターボと後輪駆動が採用されていた。購入者は怒ったが、それでもXJ220は最高出力547psを発生し、最高速度350km/hで世界最速の市販車となった。
最近、AUTOCARは再び試乗する機会があった。評価としては……「ジャガーと顧客との間に長年続いた論争の是非はともかく、その渦中にあって唯一無実であったのはXJ220である。適切な条件下では、依然として最高のドライビングツールであり、10倍、20倍も高価なマクラーレンF1でなければ味わえないような感覚的な体験を提供してくれる。少なくとも、やや一般的なF40と比較しても、その差は歴然だ」

マクラーレンF1(1994年)
当初の計画よりもさらに排他的なF1は、その種のハイパーカーとしては最初で最後のモデルとなった。大半のライバルよりも軽量で、はるかにシンプルなF1は、レーシングカー仕様も含めてわずか106台しか製造されていない。BMW製のV12エンジンの最高出力は635psで、最高速度は386km/hに達する。今でも十分すごいことだが、1994年当時は正気の沙汰とは思えないほどの性能だった。
AUTOCAR英国編集部は、最初にロードテストを行ってから25年を経て、再び運転することができた。「F1は、遠い昔の遺物として、また歴史的な芸術品として、今でも注目に値する。それはゲームチェンジャー・スーパーカーとしても同様だ」




































