【インドで一般公開】スズキのBEV世界戦略車第一弾「eビターラ」 2025年春よりインドで製造開始

公開 : 2025.01.19 06:45

スズキはBEV世界戦略車第一弾となる「eビターラ」をインド・ニューデリーにて一般公開しました。車体色の異なる「eビターラ」の展示車8台に加え、カットモデルやeAxleなどのBEVユニットの技術展示も行っています。

スズキ「eビターラ」一般公開

スズキは、1月17日からインド・ニューデリーで開催されている「Bharat Mobility Global Expo 2025」にて、スズキ初のバッテリーEV(BEV)「eビターラ」を一般公開した。

「eビターラ」は、2024年11月にイタリア・ミラノで初公開されたスズキのBEV世界戦略車第一弾だ。BEVのグローバルモデルとして、2025年春よりスズキの子会社マルチ・スズキ・インディア社(以下マルチ・スズキ)のグジャラート工場で生産を開始し、2025年夏頃からインド、欧州、日本など世界各国で順次販売を開始すると発表している。

スズキ「eビターラ」をインドで一般公開。
スズキ「eビターラ」をインドで一般公開。

今回、インド国内仕様の量産モデルを初めて公開。車体色の異なる「eビターラ」の展示車8台に加え、車両のカットモデルやeAxleなどのBEVユニットの技術展示もおこなう。

また、17日に行われた記者発表会にて、インドにおけるBEVの普及に向けた取り組みを発表。マルチ・スズキの持つインド国内の販売・サービスネットワークを活かし、充電設備等、顧客が安心してBEVを使用できる環境の整備を進めていくと述べている。

鈴木社長のコメント

「スズキのBEV世界戦略車第一弾を発表するにあたり、BEVに何が求められているのかを理解するために、お客様の声に耳を傾けてまいりました。そして、安心してBEVをお選びいただけるよう、ここインドで私たちのリソースを最大限に活用し、充電網をはじめとしたBEVのエコシステムを構築します。

『eビターラ』は、先日発表した『10年先を見据えた技術戦略』で掲げる、エネルギー極少化の第一歩です。これからもスズキは、インド、そして世界中でサステナブルな未来を目指し、前進してまいります。」

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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