【フル充電で700km】10分充電で300km走る新型ボルボ ES90、3/5に発表

公開 : 2025.03.01 19:05

3/5にボルボが新型EVサルーンの『ES90』をライブ配信で発表します。従来のEVよりも効率に優れた高電圧のシステムで圧倒的に早い充電と、より長い航続距離を誇るとのことです。

3月5日に発表の新型EV、ボルボ ES90

ボルボは新たな800ボルトテクノロジーを搭載した電気自動車、新型『ボルボ ES90』を3月5日、世界に向けて発表する。

ES90はこれまでのあらゆるボルボ製EVよりも長い航続距離を持ち、より高速に充電できるクルマであるという。

新型ボルボ ES90のティーザー画像
新型ボルボ ES90のティーザー画像    ボルボ

また、ボルボが推し進めてきたリサイクル素材や天然素材の採用においても、効率性とサスティナビリティの面で新たな進歩をもたらすという。

なお、発表の模様は3月5日に特設ウェブサイトからライブストリーミング配信される。

より効率的な800V電気システムを搭載

ボルボが新型ES90で採用する800V電気システムは、現在の主流である400Vシステムに比べ効率的で、バッテリーの充電がより早くなり、搭載されたEVの総合的性能が向上するなどの利点を持っている。

ボルボのエンジニアリング&テクノロジーの責任者であるアンダース・ベルは「ボルボの800Vテクノロジーは完全な電動化に向け、さらなる利便性と運転のしやすさを提供します。目的地がどこであろうと、どれほどの距離があろうと、ES90はあなたを確実に、そして快適に移動するようつくられています」と述べる。

新型ボルボ ES90のティーザー画像
新型ボルボ ES90のティーザー画像    ボルボ

それは新たなバッテリーマネジメントシステムのソフトとハード、そして先進的なデザインが組み合わされることで実現される。

ES90は350kWの急速充電ステーションで、わずか10分間で300kmの航続距離を追加でき、WLTP(燃費と排ガスに関する国際的な試験方法)テストサイクルでは最大700kmの航続距離を可能にした。

サスティナビリティの面でもさらに進歩

ES90の優れている点はバッテリー・テクノロジーだけではなく、サスティナビリティに関する他の分野での進歩にも貢献しているという。

例えばES90にはリサイクル素材や天然素材がふんだんに使用されており、製造時のCO2削減に貢献している。

新型ボルボ ES90のティーザー画像
新型ボルボ ES90のティーザー画像    ボルボ

そしてES90に使用されている全アルミニウムの29%、全スチールの18%がリサイクル素材で、さらに16%のリサイクルポリマーとバイオベース素材が使用されている。車内のウッドパネルにはFSC(森林管理協議会)認証の木材が使われている。

そしてES90に搭載されるバッテリーには、ブロックチェーン技術に基づき、原材料を追跡できるバッテリーパスポートが実装されているという。

これによりバッテリーに使用されているリチウム、コバルト、ニッケル、グラファイトの原産地がわかる。また、バッテリーパック全体のCO2排出量その他の情報も明記されている。

ユーザーはこのパスポートにより、ボルボがバッテリーの原材料を責任ある方法で調達していることを透明性をもって知ることができるのだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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