2025年版 自動車専門誌が選ぶ、最高のスーパーカー 10選 誰もが夢見る憧れの的
公開 : 2025.05.07 18:45
8. ポルシェ911 GT3 RS
デザイン:9点 インテリア:8点 パフォーマンス:10点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:7点
長所:これまでで最も野心的なサーキット向け911 レースカー並みのダウンフォースと精巧に作り上げられたキャビン 公道でもサーキットでも、自信を持ってフルアタックできる
短所:通常の911 GT3よりも軽量であるべき ダウンフォースのために実用性が犠牲になっている 入手はおそらく困難
最大の特徴:サーキットでの走行性能
通常のポルシェ911 GT3は素晴らしいクルマだと思っていたが、そこに新型911 GT3 RSが登場した。

「卓越したパワートレインもあって、これはまさに伝説的な911だ。オーナーをこれまで経験したことのない興奮の道へと導いてくれる1台だろう」
――リチャード・レーン、ロードテスト副編集長
最高出力525ps、最大トルク47.4kg-mを誇るGT3 RSは、0-100km/h加速を3.2秒で達成してしまう驚異的なパフォーマンスを備えた技術的傑作だ。
幅約1.8mの巨大なスワンネックウィングは、通常のGT3の3倍のダウンフォースを生む。新しいダンパーとディファレンシャルコントロールと共に、GT3 RSの凶暴なパフォーマンスの鍵となっている。
そのペースを制御するため、卓越したブレーキシステムを採用し、113km/h(時速70マイル)からの制動距離はわずか38.8mだ。これは、より軽量で空力性能に重点を置いた、ダラーラ・ストラダーレやマクラーレン・セナなどとほぼ同等の性能だ。
間違いなく、これはサーキット走行ファンにとって5つ星のクルマであり、その他すべての人にとってもほぼ完璧なクルマだ。
9. フェラーリSF90ストラダーレおよびSF90 XXストラダーレ
デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:10点 乗り心地とハンドリング:7点 コスト:8点
長所:並外れた速さ 驚異的なブレーキ安定性とコーナリング性能 電気とガソリンの完璧な融合
短所:ハイブリッドシステムは、まだ限界域での完璧なハンドリングバランスを実現していない 目もくらむほど高価 一般的なV8フェラーリよりも大型かつ重い
最大の特徴:圧倒的なパフォーマンス
ラ フェラーリの後継車とも言えるこのモデルは、フェラーリの歴史上最もパワフルなロードカーである。2023年には、さらにパワフルな『XX』バージョンが登場し、同社のフィオラノ・テストコースで量産車最速のラップタイムを記録した。

「より高性能で、より速く、より威圧的なSF90を望む人(そのようなオーナーはたくさんいるだろう)は、このクルマにそのような要素をきっとたくさん見つけることができるだろう」
――マット・ソーンダース、ロードテスト編集者
プラグインハイブリッドで、電気だけで約25km走行できる。
SF90ストラダーレは、これまでのフェラーリとはまったく異なるタイプのクルマだ。488ピスタの3.9L V8ツインターボエンジンを大幅に改良し、3基の電気モーターと組み合わせて合計出力を1000psまで引き上げ、0-100km/h加速2.5秒を実現している。
パワートレインによる重量の増加にもかかわらず、ミドシップ・フェラーリに期待されるグリップ力と圧倒的な加速力は健在だ。
とはいえ、グリップとスリップの境界線を探る際には、高い集中力と敬意を要する。
























