ロータス、英国ヘセルで生産拡大へ 他ブランドのEVも視野に 目指すは年間1万台

公開 : 2025.05.21 06:45

欧州で販路拡大を目指す

一方、ヘセルで生産予定だった新型の電動スポーツカーは、需要を見極めるため、開発が一旦保留となっている。

「市場は電動スポーツカーを受け入れる準備ができているのか、その答えはまだわかりません」

現在、英国ヘセル工場ではエミーラを生産している。
現在、英国ヘセル工場ではエミーラを生産している。

エミーラのプラットフォームに電気駆動系とバッテリーを搭載し、派生モデルとして発売するという案もあるが、顧客の反応が不透明なため、決めきれない状態だ。

ウィンドル氏は、「自動車業界における製品戦略担当者という役職は、現在最も困難な仕事の1つだと思います」と話す。

同氏は英国とEU政府に対し、2035年以降も消費者の選択肢を維持するよう求め、レンジエクステンダーEVの販売延長も検討するよう呼びかけた。

「完全なBEV(バッテリー電気自動車)の未来は、答えではないかもしれません」

ウィンドル氏はロータス欧州部門のトップに昇進したことで、同社最大の市場である欧州(昨年は4743台で全体の39%を占める)の舵取りを担うことになった。手始めに、ディーラー網の拡大を通じて販売を増やす計画だ。

「ネットワークの拡大は、今後の販売拡大戦略の重要な柱です。チャンスはそこにあると考えていますし、今後数年間はエキサイティングな年になるでしょう」とウィンドル氏は展望を語った。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ニック・ギブス

    Nick Gibbs

    英国編集部ビジネス担当記者
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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