1960年代風の木製シフトノブ採用 ロータス『エミーラ』に特別仕様車 伝説のドライバーにオマージュ

公開 : 2025.05.06 06:45

ロータスは『エミーラ』の特別仕様車として『エミーラ・クラーク・エディション』を発表しました。グリーンとイエローのクラシックな色合いで、内装も歴史的なレーシングカーを彷彿とさせる仕上がりに。世界60台限定です。

内外装に専用デザイン 特別なタータンチェックも

ロータスは、伝説のレーシングドライバー、ジム・クラーク氏を称えるエミーラの特別仕様車『エミーラ・クラーク・エディション(Emira Clark Edition)』を発表した。

1965年のクラーク氏のF1およびインディ500での同時優勝から60周年を記念したモデルで、世界60台の限定生産となる。車両本体価格は2359万5000万円(税込み)から。

ロータス・エミーラ・クラーク・エディション
ロータス・エミーラ・クラーク・エディション    ロータス

最上位モデルのエミーラV6をベースに、専用色の『クラーク・レーシング・グリーン』とイエローのストライプを採用している。このカラーリングは、1965年当時のレーシングカーで使用されていたものだ。

エグゾーストもイエローで塗装され、インディアナポリスで優勝したロータス38のデザインを彷彿とさせる。

インテリアは、ロータスの歴史的なレーシングカーにインスピレーションを得て、運転席側に鮮やかなレッドのシートを採用。助手席側はブラックで仕上げられる。

シートヘッドレストに装着される記念プレートには、クラーク氏の出身国スコットランドのロキャロン(Lochcarron)製のタータンチェックがあしらわれている。

シフトノブも通常の金属製から木製に交換されている。

サイドシルのトレッドプレートはカーボンファイバー製で、限定60台のうち何台目にあたるかを示す番号が刻まれる。

パワートレインは標準車と共通で、スーパーチャージャー付きの3.5L V6エンジン、6速マニュアル・トランスミッション、リミテッドスリップディファレンシャルを搭載し、最高出力405psを発生する。

通常はオプションとなっているロータス・ドライバーズ・パックが標準装備され、硬めのスポーツサスペンション、切り替え可能なエグゾースト、サーキット走行モードが備わっている。

ジム・クラーク氏の1965年シーズンは、ドライバーとして史上最高のシーズンの1つと評価されている。この年だけで、タスマンシリーズ、英国およびフランスのF2選手権でもタイトルを獲得、英国サルーンカー選手権(現BTCCの前身)ではブランズハッチとオウルトンパークで総合優勝を果たしている。3年後、ドイツのホッケンハイムリンクで事故により亡くなったが、モータースポーツ界のレジェンドとして今なお人々に愛されている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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