わずか5分で160km走れる「超高速充電」採用 ポールスター新型『5』秋に正式発表へ

公開 : 2025.05.22 07:45

ライバルはポルシェタイカン

ポールスターは、5では四輪駆動用の2基の電気モーターから合計出力886psと最大トルク91.6kg-mを発生すると明かしている。リアモーターは特に強力で、単独で612psを発生するという。

スタイリングは、2020年の印象的なプリセプト・コンセプトを進化させたものだ。市販化の認証取得に伴い、コンセプトの大きな特徴であった、派手なサイドの折り目、超スリムなデジタルサイドミラー、逆開き(観音開き)式リアドア、特大のアルミホイールは廃止となった。

2023年に公開されたポールスター5のプロトタイプ。「ウインドウレス」のリアセクションが特徴的。
2023年に公開されたポールスター5のプロトタイプ。「ウインドウレス」のリアセクションが特徴的。    AUTOCAR

ポールスターはまた、クラス最軽量となるまったく新しいプラットフォームにより、「スーパーカーレベル」のボディ剛性を誇るだろうと述べている。

ボディは、熱間成形、冷間成形、ダイキャスト、および押出成形されたアルミニウムで構成されている。

このアルミ構造により、「スーパーカーレベルのねじれ剛性を実現し、クラス最高レベルの乗り心地とハンドリング・ダイナミクスの基盤になっている」と、ポールスター英国部門のチーフエンジニア、デイブ・ケイン氏は述べている。

バッテリーのサイズは未公開だが、プラットフォームに統合される。

ライバルはポルシェ・タイカンで、ポールスターはベンチマークのために1台を所有していると見られている。しかし、スポーツカーのような本格的なハンドリングよりも、日常的な快適性など全体的にバランスの取れたクルマを目指している。

車両エンジニアリング担当ディレクターのスティーブ・スウィフト氏は、「魅力的であると同時に、快適さも必要です。わたし達はどちらかを完全に犠牲にすることなく、ダイナミックな方向にも、快適な方向にも、発展させることができるのです」と語った。

さらに、モータースポーツからヒントを得たアンダーボディの空力設計や、空気抵抗を抑える滑らかなボディ形状など、エアロダイナミクスにも力を注ぐ。

ポールスター5は9月に正式発表された後、年内に発売される見込みだ。来年にはポールスター6が続く。

記事に関わった人々

  • マーク・ティショー

    Mark Tisshaw

    役職:編集者
    自動車業界で10年以上の経験を持つ。欧州COTYの審査員でもある。AUTOCARでは2009年以来、さまざまな役職を歴任。2017年より現職の編集者を務め、印刷版、オンライン版、SNS、動画、ポッドキャストなど、全コンテンツを統括している。業界の経営幹部たちには定期的にインタビューを行い、彼らのストーリーを伝えるとともに、その責任を問うている。これまで運転した中で最高のクルマは、フェラーリ488ピスタ。また、フォルクスワーゲン・ゴルフGTIにも愛着がある。
  • リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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