個人で楽しむ贅沢クーペ ポンティアック・グランプリ(1) 馬力が削がれた時代の希望の光
公開 : 2025.06.22 17:45
モーターボートを彷彿とさせるリア回り
4代目グランプリでは、ゼネラル・モーターズのAスペシャル・プラットフォームが基礎骨格。例によって長大なボディのドアには、フレームレス・ガラスが与えられた。
8km/h以下の衝突に耐える、通称5マイルバンパーは、大胆なスタイリングへ溶け込んでいた。リアの滑らかなラインは、カーデザイナーのビル・ミッチェル氏が好んだ、モーターボートを彷彿とさせる処理だった。

当時のアメリカ車らしく、グランプリのスタイリングには毎年のように手が加えられた。その中心はフロント周りで、ヘッドライトは当初丸目2灯だったが、1976年式から角目4灯へ切り替えられている。
ワイドトレッドで、前後ともコイルスプリングが組まれたサスペンションは、ポンティアックが強みだと主張した部分。可変式パワーステアリングや、フロントのディスクブレーキなどは、欧州車の流れへ沿った技術といえた。
この続きは、ポンティアック・グランプリ(2)にて。









































































































































