フィアット126、X1/9、ランチア・イプシロン!三者三様の『ちょっと古いイタリア車』がある人生【チッタ・ミラマーレ2025】

公開 : 2025.06.07 12:05

自転車とクルマが揃って趣味が完結

1978年式のフィアットX1/9(1300cc)で参加した若杉進吾さんは、現在51歳。2022年3月に購入したX1/9を、ヴィンテージ・クロモリの運搬&週末ドライブ用として使っている。

「5年前にエディ・メルクスのヴィンテージクロモリを購入し、三浦半島で開催されたライドイベントに初めて参加しました。その際に自転車仲間のTさんがX1/9にヴィンテージ・クロモリを積んで来たのを見て、自分も! と思ったんです」

若林さんとフィアットX1/9。エンジンフードと一体型のシュノーケルは型を作り、苦節2年半で完成させた。
若林さんとフィアットX1/9。エンジンフードと一体型のシュノーケルは型を作り、苦節2年半で完成させた。    高桑秀典

早速、若杉さんは程度がいいX1/9を探したが見つからず、旧車は縁がなければ出会えないし、流通数が少ないX1/9を売りたいという人にちょうど出会えるはずはないと考えるようになった。そこで車種にこだわることなく、良質の旧車を探すことにしたところ、好機が訪れる。

「Tさんが都内でのヴィンテージライドイベント時にランチをお願いしたトラットリアのオーナーシェフが、X1/9を売りたがっているという情報を教えてくれました。その次の週末には、現物を確認するため東京へ飛んで行きましたね。

X1/9にサイクルキャリアを取り付け、ヴィンテージクロモリを積んで伊豆や山中湖を走ると注目されます。すれ違うクルマに乗っている人が笑顔になるので、見ていて最高に嬉しいです」

実はX1/9よりも、同時に所有する日本未導入車の2017年式DS5ハイブリッド4のほうが手間がかかると話してくれた若杉さん。これからも2輪+4輪の6輪生活を楽しまれるようだ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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