【6月期/上半期共に前年実績越え】今後も底堅く推移か 2025年6月期および2025年上半期の新車販売台数

公開 : 2025.07.02 06:05

2025年6月期の新車販売は6カ月連続で前年実績超え、更には2025年上半期でも前年同期比で2桁のプラスを達成しています。新車の需要は新型車を中心に底堅く推移していますが、日産の行方も気になります。

2025年6月期および2025年上半期の速報値

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会は、2025年6月期および2025年上半期(2025年1月~6月)の新車販売台数(速報値)を発表した。

日本自動車販売協会連合会がまとめた登録車の2025年6月期の新車販売台数は、前年同月比2.5%増の24万7563台と6カ月連続のプラス。また、全国軽自動車協会連合会がまとめた2025年6月期の軽自動車の新車販売台数は、同10.3%増の14万5597台と6カ月連続でのプラスとなる。

マイナーチェンジされたトヨタ・ハリアー。
マイナーチェンジされたトヨタハリアー

結果として、トータルでの2025年6月期の新車販売台数は同5.2%増の39万3160台と6カ月連続での前年実績超えを果たした。

2025年上半期の新車販売台数は登録車が前年同期比7.3%増の149万9729台、軽自動車が同15.9%増の84万5730台といずれもプラスを達成し、トータルでの新車販売台数は同10.2%増の234万5459台と2年ぶりに前年実績を上回った。

登録車の2025年6月期のブランド別新車販売台数

前年実績を下回ったのは前月と同様、新車効果に一服感が出たホンダ(前年同月比22.7%減の2万7020台)とスバル(同3.4%減の7126台)、そして新型車のリリースが停滞している日産自動車(同6.3%減の2万1048台)という3ブランドのみ。

対して、新型車の発売および受注残の解消が進むトヨタ自動車(同4.3%増の11万7116台)やマツダ(同40.8%増の9111台)、レクサス(同1.1%増の7658台)、三菱自動車(同40.6%増の4336台)、そして昨年6月期は生産・出荷を再開したばかりの状況だったダイハツ(同79.1%増の2387台)は前年実績を超え、さらに部品供給の不足によって一部車種の生産ラインを一時停止したスズキもプラス(同38.2%増の1万4102台)を継続した。

マイナーチェンジされたトヨタ・ハリアー。
マイナーチェンジされたトヨタ・ハリアー。

一方で貨物車のブランドは、前月と同様にいすゞ自動車(同6.4%増の5942台)とUDトラックス(同27.6%増の979台)がプラスを達成したものの、日野自動車(同27.6%減の2765台)と三菱ふそう(同7.2%減の2893台)はマイナスが続いた。

なお、2025年上半期ではトヨタ自動車、スズキ、マツダ、スバル、三菱自動車、ダイハツ、いすゞ自動車、UDトラックスが前年実績超えを果たし、ホンダ、日産、レクサス、日野自動車、三菱ふそうはマイナスに落ち込む。

とくに日産は前年同期比9.1%減の13万3838台と、比較できる1993年以降で過去最低のレベルにまで下降した。

記事に関わった人々

  • 執筆

    大貫直次郎

    Naojiro Onuki

    1966年型。早稲田大学卒業後、自動車専門誌や一般誌などの編集記者を経て、フリーランスのエディトリアル・ライターに。愛車はポルシェ911カレラ(930)やスバル・サンバー(TT2)などのほか、レストア待ちの不動バイク数台。著書に光文社刊『クルマでわかる! 日本の現代史』、アシェット・コレクションズ・ジャパン刊『国産名車コレクション』シリーズなど。
  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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