ホンダ 次世代のコンパクトカー『スーパーEVコンセプト』 英国で一般公開

公開 : 2025.07.14 18:45

ホンダは、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで『スーパーEVコンセプト』を一般公開しました。Aセグメントの小型EVで、グローバル展開を視野に開発中。手頃な価格と運転の楽しさを目指しているとのこと。

運転の楽しい手頃なモデル

ホンダは、7月10日に英国で開幕したグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、次世代の都市型EVを示す新しいコンセプトカー『スーパーEVコンセプト』を一般公開した。

Aセグメントの小型ハッチバックで、以前のホンダeを彷彿とさせるスタイリングが特徴だ。ヒョンデ・インスター、フィアット500e、および近日発表予定のルノートゥインゴと競合することになるだろう。

英グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで公開されたホンダのスーパーEVコンセプト
英グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで公開されたホンダのスーパーEVコンセプト    AUTOCAR

仕様詳細はまだほとんど明らかにされていないが、ホンダによると、運転の楽しい、手頃な価格の小型EVを目指しているという。グローバル展開を視野に、英国ではすでにテスト走行が始まっている。

ホンダはグッドウッドで、欧州初公開となる革新的な0シリーズSUVコンセプトや、シビック・タイプRアルティメット・エディションも披露した。新型プレリュードもグッドウッドのヒルクライムレースに挑戦している。

スーパーEVコンセプトの量産バージョンは、高級志向の0シリーズとは異なり、EVラインナップにおけるエントリーモデルとなる見込みだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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