オレゴンの風に吹かれるクライスラーの廃車 40選(後編) ジャンクヤード探訪記

公開 : 2025.07.27 19:25

クライスラー・ニューヨーカー – 1955年

これはかなり珍しい組み合わせだと思う。下は1955年のクライスラー・ニューヨーカー・デラックス4ドアセダンで、その上に載っているのは1955年のデソート・パワーフライトのようだ。

上のクルマの方が希少だ。V8エンジン、最高出力200psを誇る最高級のハードトップクーペだが、販売台数は1万313台にとどまった。一方、クライスラーは3倍以上の人気を誇った。

クライスラー・ニューヨーカー - 1955年
クライスラー・ニューヨーカー – 1955年

ダッジ・マタドール – 1960年

1960年型ダッジ・マタドール(下)は、最上級モデルのポラーラの1つ下のグレードで、1960年のみ生産された。ポラーラ同様、特徴的な短いテールフィンが採用されていた。この個体の4ドア・セダンは2950ドルで、2万7908台が販売された。

上は1960年のデソートだ。まあ、4分の3くらいしか残っていないが……。

ダッジ・マタドール - 1960年
ダッジ・マタドール – 1960年

ダッジ・コロネット – 1956年

3代目ダッジ・コロネットは1955年と1956年のみ生産され、この4ドア・セダンは後者のモデルだ。堂々とした名前にもかかわらず、1950年代半ばにはダッジのラインナップの最下位モデルとなっていた。

1956年のモデルは、トリムが変更されただけで、外観は前年モデルとほとんど同じだった。

ダッジ・コロネット - 1956年
ダッジ・コロネット – 1956年

ダッジ・クラブ・クーペ – 1939年

この1939年製のダッジ・クラブ・クーペは、このジャンクヤードでわたしたちが見つけた数少ない戦前のクルマの1つだ。駆動系は失われているが、ボディは頑丈で、誰かの手によってレストアされることになるかもしれない。

今回の記事はここまで。冒頭(前編)でも述べたように、ここで紹介した車両はいずれも2018年に撮影したものなので、現在は販売されていない可能性があることをご承知おきいただきたい。これらの車両に興味がある方は、ワイルドキャット・オート・レッキング(Wildcat Auto Wrecking)のウェブサイトを覗いてみるといいだろう。

ダッジ・クラブ・クーペ - 1939年
ダッジ・クラブ・クーペ – 1939年

原文:ウィル・シャイアーズ(Will Shiers)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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