BYDからコンパクト・クロスオーバー、約600万円で英国発売 新型『アット2』は高級志向に

公開 : 2025.08.21 18:45

BYDが新型EV『アット2』を英国で発売。価格は価格は3万850ポンド(約610万円)からとなります。アット3の弟分にあたり、ボルボEX30などをライバルとしています。航続距離は最大420km。

アット3の弟分 航続距離は420km

BYDは来月、英国で新型クロスオーバー『アット2(Atto 2)』を発売する予定だ。価格は3万850ポンド(約610万円)からとなる。

既存のドルフィンとアット3の中間に位置するモデルで、競争の激しい電動クロスオーバーセグメントでの足場固めとする狙いだ。

BYDアット2
BYDアット2    BYD

価格帯は、ジープアベンジャーヒョンデコナ・エレクトリックなどと同じだ。しかし、BYDはプレミアムな製品として位置付け、スマート#1やボルボEX30などのやや高価なモデルをライバルとしている。

そのため、標準装備を充実させ、エントリーグレードの『ブースト』では、17インチアルミホイール、12.8インチ回転式タッチスクリーン(アット3と同仕様)、ワイヤレスのスマートフォン充電器、8スピーカーのオーディオシステム、および外部機器への電力供給(V2L)機能を備えている。BYDによると、V2L機能で芝刈り機など作動させることができるという。また、ヒートポンプも搭載されている。

ブーストグレードでは、最高出力176psのフロントモーターと51.1kWhのバッテリーを搭載し、航続距離は約345kmとされる。

上位の『コンフォート』グレードは今年後半に英国で発売予定だ。価格は3万4950ポンド(約690万円)で、15.6インチタッチスクリーンと高級感のある内装材を採用する。64.8kWhの大型バッテリーを搭載し、最大420kmの航続距離を実現。フロントモーターの出力も204psに強化される。

ブーストグレードは最大82kWの充電に対応し、バッテリーを30%から80%まで30分で充電可能だ。コンフォートグレードでは充電速度が155kWに向上し、前述の充電時間は21分に短縮される。

両グレードとも、0-100km/h加速タイムは7.9秒、最高速度は160km/hとされている。

ボディはアット3よりも小型で、全長4.31m、全幅1.83m、全高1.68m。乗車定員は5人で、400Lのトランクスペースを備えている。

さらに、バッテリーはセル・トゥ・ボディ構造で車両と一体化しているため、シャシー剛性も高いという。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    役職:ニュース編集者
    ニュース編集者としての主な業務は、AUTOCARのニュースの方向性を決定すること、業界トップへのインタビュー、新車発表会の取材、独占情報の発掘など。人と話したり質問したりするのが大好きで、それが大きなニュースにつながることも多い。これまで運転した中で最高のクルマは、アルピーヌA110。軽快な動きと4気筒とは思えないサウンドが素晴らしい。
  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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