テスラ・モデルYに対抗する電動SUV 長安汽車『ディーパルS07』 約800万円で英国発売へ
公開 : 2025.09.02 06:45
中国の自動車メーカーである長安汽車は、欧州市場での存在感を高めるべく、今月英国でEV販売を開始します。最高出力218psのモーターを積んだ『ディーパルS07』の航続距離は約475kmとされています。
年内に50店舗展開
中国最古にして最大級の自動車メーカーである長安汽車は、欧州でのプレゼンス拡大のため、9月より英国市場に参入する。
まず投入されるのはイタリア設計の電動SUV『ディーパルS07(Deepal S07)』だ。価格は3万9990ポンド(約800万円)からで、テスラ・モデルYやフォルクスワーゲンID.4とのライバルと位置付けられている。

最高出力218psのリアモーターと80kWhバッテリーを搭載し、WLTP基準で475kmの航続距離を実現。0-100km/h加速は7.9秒とされる。
ヒートポンプ、キーレスエントリー、15.6インチのインフォテインメント・タッチスクリーン、シートヒーターなどを標準装備とする。
英国での発売に先立ち、長安汽車は現地の販売店と提携。当初は20店舗でディーパルS07を販売し、2025年末までにさらに30店舗の開設を計画している。
長安汽車の英国部門を率いるニック・トーマス氏は「英国は長安にとって主要市場」とし、「クルマだけでなく、それを支えるエコシステムと、今後英国に投入するモデル群も同時にローンチします」と述べた。
トーマス氏はまた、「ディーパルS07は英国における長安汽車の意志表明です。これは英国での成長物語の始まりに過ぎません」と強調した。
1年前、長安汽車は英国バーミンガムに研究開発センターを設立し、欧州向け全モデルの試験・検証を行ってきた。
最近、中国企業による英国進出が相次いでいる。BYD、GWM、ジェイクー、リープモーター、マクサス、MG、オモダ、スカイウェル、シャオペンがすでに展開し、長安汽車もこれに続く。
同社は1862年に兵器メーカーとして創業し、1959年に自動車製造を開始した。昨年はアジア、中東、ロシアなどの市場で268万台を販売し、中国最大の自動車メーカーの1つとなっている。



















