成長と成功 アリエルって何者?(1) 25年目を迎えた気鋭メーカー 電動化を見据えた未来

公開 : 2025.09.12 19:05

驚くほど短時間でカタチになるアイデア

アリエルは今後10年程度、英国でバッテリーEVを提供する必要はない。しかし、数年前から計画はスタートしている。アトム 4の動的能力を継承するモデルと、アトム 1のようにシンプルで安価なモデルの、2種類を検討しているという。

「アトムのベース仕様は、5万5000ポンド(約1089万円)ほど。オプション次第では、10万ポンド(約1980万円)を超えます。オリジナルのクルマの魅力を改めて見ると、違う方向性もあったな、と自問自答するんです」

アリエル・アトム 2(英国仕様)
アリエル・アトム 2(英国仕様)

アトム 4の需要は、今のところかなり高い。アトム・ジュニアの開発を、慌てて進める必要はない。しかし、回転の速いサイモンの頭脳へ導かれたアイデアは、驚くほど短時間でカタチになることは、これまでを知れば明らかだ。

シンプルなアトムが、将来的に登場する可能性は小さくない。1万ポンド(約198万円)ほど、安くなるかもしれない。筆者の知る1人も、既にそれへ興味を示している。

この続きは、アリエルって何者?(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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