大幅イメチェン シトロエンC5 エアクロス(1) 空力重視の新ボディ HV/EVのハード概説

公開 : 2025.11.04 19:05

特別感ある内装 縦に長いタッチモニター

内装は、シンプルながら丸みのある造形で好印象。試乗車は明るめのカラーコーディネートで、肌触りの良いファブリックやぶどうの樹をモチーフにした素材が用いられるなど、特別感ある空間に仕立てられていた。

プラットフォームは3008と共有するが、それを実感させないデザインも評価したい。ダッシュボード中央の縦に長いタッチモニターは、センターコンソールから繋がるように立ち上がり、その下へ大きな収納が設けられている。カップホルダーは、2本ぶんある。

シトロエンC5 エアクロス・プラグイン・ハイブリッド・マックス(欧州仕様)
シトロエンC5 エアクロス・プラグイン・ハイブリッド・マックス(欧州仕様)

タッチモニターの下には、エアコンなど主要な機能のスイッチが並び、使い勝手は良い。インフォテインメント・システムの構成はシンプル。欧州仕様のナビはグラフィックが良くなく、アップル・カープレイなどを利用した方が、快適に目的地を目指せそう。

走りの印象とスペックは、シトロエンC5 エアクロス(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マーク・ティショー

    Mark Tisshaw

    役職:編集者
    自動車業界で10年以上の経験を持つ。欧州COTYの審査員でもある。AUTOCARでは2009年以来、さまざまな役職を歴任。2017年より現職の編集者を務め、印刷版、オンライン版、SNS、動画、ポッドキャストなど、全コンテンツを統括している。業界の経営幹部たちには定期的にインタビューを行い、彼らのストーリーを伝えるとともに、その責任を問うている。これまで運転した中で最高のクルマは、フェラーリ488ピスタ。また、フォルクスワーゲン・ゴルフGTIにも愛着がある。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

シトロエンC5 エアクロスの前後関係

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