シトロエン新型EV『e-C5エアクロス』 約680万円から英国発売 廉価ハイブリッド版も登場

公開 : 2025.07.28 18:45

シトロエンは2代目となる『C5エアクロス』および『e-C5エアクロス』の英国での販売を開始しました。先代より大型化し、車内空間が拡大されて快適性も向上したとのこと。EVは500km以上の航続距離を実現しました。

競争力のある価格設定に

シトロエンは、新型電動SUV『e-C5エアクロス(e-C5 Aircross)』を英国で発売した。価格は3万4065ポンド(約680万円)からで、同市場における主要なライバル車を5000ポンド(約100万円)近く下回る。

4月に公開された2代目C5エアクロスのEV版で、新しいスタイリングと、同モデル初となる電気駆動パワートレインを採用。人気の高いSUV分野での販売力強化を図っている。

シトロエンC5エアクロス
シトロエンC5エアクロス    シトロエン

エンジン搭載モデルも3万495ポンド(約600万円)から販売開始した。こちらは、先代モデルよりも2000ポンド(約40万円)高く、新型マツダCX-5日産キャシュカイなどと同じ価格帯だ。

ベースグレードは『You!』で、13インチのタッチスクリーン、ワイヤレスのスマートフォン充電器、アダプティブクルーズコントロール、18インチのアルミホイールが装備される。

最上位グレードの『Max』では、より上質な内装材、大型ヘッドアップディスプレイ、フロントシートヒーター、ステアリングホイールヒーター、電動テールゲート、ヒートポンプ(EV専用)が追加される。Maxの価格は、エンジン搭載モデルで3万5775ポンド(約710万円)、EVモデルで3万9345ポンド(約780万円)となっている。

英国の場合、EVに対する新しい補助金(対象車は8月11日に発表予定)の対象となれば、最大3750ポンド(約75万円)値下げされる可能性がある。

EV、マイルドハイブリッド、PHEVを設定

2代目C5エアクロスは、親会社であるステランティスのSTLAミディアム・プラットフォーム(プジョー3008と共通)をベースとし、C3やC4よりも上位のフラッグシップモデルに位置付けられる。

EVモデルは最高出力210psの電気モーターと73kWhのバッテリーを搭載し、航続距離は520kmとされている。

シトロエンC5エアクロス
シトロエンC5エアクロス    シトロエン

エンジン搭載モデルはマイルドハイブリッド仕様で、1.2L 3気筒ガソリンエンジンと小型電気モーターを組み合わせ、最高出力1145psを発生する。

今後、さらに2種類のパワートレインが導入される予定だ。1つは、1.6L 4気筒ガソリンエンジンと電気モーター、21kWhのバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドで、合計出力196psと85kmのEV走行距離を誇る。もう1つは、大型の97kWhバッテリーを採用したEVで、最高出力230ps、航続距離は最大680kmに達する。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    役職:ニュース編集者
    ニュース編集者としての主な業務は、AUTOCARのニュースの方向性を決定すること、業界トップへのインタビュー、新車発表会の取材、独占情報の発掘など。人と話したり質問したりするのが大好きで、それが大きなニュースにつながることも多い。これまで運転した中で最高のクルマは、アルピーヌA110。軽快な動きと4気筒とは思えないサウンドが素晴らしい。
  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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