「錆びる箱」と呼ばれた過去 トライアンフ・ヘラルド UK版中古車ガイド(2) 改造は当たり前

公開 : 2025.11.09 17:50

トライアンフ・ヘラルドのまとめ

特徴的なスタイリングと乗りやすさ、信頼性の高さなどから、マニアから愛されているヘラルド。クラシックカーとして価値が高騰する可能性は低いかもしれないが、安価に維持でき、自動車旅行にも使える。幸せを運んできてくれるはず。

ただし、経年劣化はする。ドライブトレインから異音が聞こえる場合や、ボディとシャシーのサビが酷い例は、避けた方が良いだろう。

良いトコロ

トライアンフ・ヘラルド(1959〜1971年/英国仕様)
トライアンフ・ヘラルド(1959〜1971年/英国仕様)    ジェームズ・マン(James Mann)

英国には得意とするガレージが多く、オーナーズクラブの活動も活発。シンプルな構造で整備しやすく、手入れが行き届いていれば信頼できる。エンジンなどの修理部品は安価に購入でき、ボディパネルやトリム類も入手しやすい。

良くないトコロ

フルレストアしても、元を取れるほど価値は高くない。歴代のオーナーによって、各部が変更されている例が多い。

トライアンフ・ヘラルド(1959〜1971年/英国仕様)のスペック

英国価格:672~824ポンド(新車時)
生産数:54万8291台
全長:3885mm
全幅:1525mm
全高:1300-1320mm
最高速度:114-135km/h
0-97km/h加速:17.5〜31.1秒
燃費:10.6-14.2km/L
CO2排出量:−
車両重量:802-889kg
パワートレイン:直列4気筒948・1147・1293cc 自然吸気OHV
使用燃料:ガソリン
最高出力:35ps/4500rpm-61ps/5000rpm
最大トルク:6.7g-m/3000rpm-10.0kg-m/3000rpm
ギアボックス:4速マニュアル/後輪駆動

記事に関わった人々

  • 執筆

    マルコム・マッケイ

    Malcolm Mckay

    英国編集部ライター
  • 撮影

    ジェームズ・マン

    James Mann

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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