【スーパーカー超王が斬る】究極のパフォーマンス&ラグジュアリー!マクラーレン一気乗り(3)GTS編

公開 : 2025.10.28 12:05

どの速度域でもストレスを感じさせない加速

ミドシップの4L V型8気筒ツインターボエンジンは、GTSへのアップデートでさらに15psが強化され、最高出力で635psを発揮するようになった。最大トルクの630Nmには変化はなかったが、広範囲で十分なトルクを発揮してくれるこのエンジンはフレキシビリティに富み、どのような速度域からでもストレスを感じさせない加速を可能にする。

組み合わされるデュアルクラッチ式7速SSGの制御も実に見事で、シフトをオートマチックモードに委ねていても、加速を必要とする時などにはアクセルを踏み込めば瞬時に適切なギアへのシフトダウンが実行される。

どのような速度域からでもストレスを感じさせない加速を可能にする。
どのような速度域からでもストレスを感じさせない加速を可能にする。    マクラーレン・オートモーティブ

『コンフォート』、『スポーツ』、『トラック』のモード選択をパワートレーンとシャシーの各々で行えるのは、GTSがマクラーレンのスーパースポーツとしての血統を受け継ぐモデルであることの証明でもあるが、今回のドライブ中にあえて選択してみたトラックモードでの走りは、まさにスーパースポーツのそれにほかならなかった。

0→100km/h加速で3.2秒、最高速では326km/hを誇るマクラーレンGTS。それはもしかすると現在のマクラーレンのプロダクトの中では最も魅力的な存在なのではないか。それは究極のパフォーマンスとラグジュアリーを提供してくれる1台であると断言してもよい。

撮影協力:白糸ハイランドウェイ

記事に関わった人々

  • 執筆

    山崎元裕

    Motohiro Yamazaki

    1963年生まれ。青山学院大学卒。自動車雑誌編集部を経て、モータージャーナリストとして独立。「スーパーカー大王」の異名を持つ。フツーのモータージャーナリストとして試乗記事を多く自動車雑誌、自動車ウェブ媒体に寄稿する。特にスーパーカーに関する記事は得意。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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