フォード 1月のF1開幕イベントで「完全新設計」高性能スポーツカー公開へ 再編後初のニューモデル

公開 : 2025.11.13 17:05

フォードのモータースポーツ部門は、来年1月のF1ローンチ・イベントで新型の市販スポーツカーを公開する予定です。既存モデルをベースとするのではなく、完全新設計の専用モデルとなる可能性もあります。

市販のハイパフォーマンスモデル投入

フォードのモータースポーツ部門であるフォード・レーシングは、「完全新設計」となる新型スポーツカーの発表を目前に控えている。

1月15日に開催される2026年のF1シーズンローンチ・イベントで、新型車が初公開される予定だ。フォード・レーシングのマーク・ラッシュブルック代表は「レースにおけるわたし達の技術革新が、日常の車両にどれほど深く統合されているかを示す」と述べている。

このモデルはフォード・レーシングとして初の新型車となる。
このモデルはフォード・レーシングとして初の新型車となる。

これは今年9月、同部門の前身となるフォード・パフォーマンスが市販車とモータースポーツの連携強化を目的に再編されて以来、初となるモデル発表だ。

新型車の具体的な仕様は未発表だが、さまざまな可能性が考えられる。

例えば、フォードのジム・ファーリーCEOは最近、ダカール・ラリー参戦車にインスパイアされた最高出力1000psのピックアップトラック『レンジャー・ラプター』の可能性に言及。ブルームバーグの取材に対し「グラベルやサンド、ダート専用に設計されたスーパーカーは未だ存在しない」と語った。

さらに、攻撃的なエアロダイナミクスをまとった新型『マスタングGTD』のプロトタイプが、ドイツのニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでテスト走行している姿も目撃されている。

フォードは、今年初めに同サーキットで米国車最速記録を樹立したシボレーコルベットZR1から、王座を奪おうとしているようだ。しかし、「完全新設計」と説明されていることから、既存モデルの派生ではなく専用設計のモデルとなる可能性も高い。

この新型車に加え、フォードは1月の発表イベントで、来季のレッドブルおよびレーシングブルズのマシンに搭載される新型F1用パワートレインの詳細を明らかにする予定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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