今ならBMW M2のご予算で アストン マーティン DB11 ゲームチェンジャー級の完成度【UK中古車ガイド】

公開 : 2026.01.15 18:05

オーナーの意見を聞いてみる

ジェレミー・ウェイン氏

「V12エンジンのDB11を2年前に購入し、以来3万km以上走っています。パワーウィンドウのモーターが壊れ、点火プラグを交換しましたが、それ以外は順調。燃費は平均で
5.5km/Lくらい。学校の送迎にも使っていますが、子どもは喜んで乗っています」

アストン マーティン DB11(2016〜2023年/英国仕様)
アストン マーティン DB11(2016〜2023年/英国仕様)

「ルックスやサウンド、インテリアなど好きな要素は多いです。車内は特別な空間で、多くの人が感心してくれます。小さいですが、タッチモニターがあるので古く見えませんし、シフトパドルは最高。これまでで、1番気に入っているクルマですね」

購入時に気をつけたいポイント

パワートレイン

V12エンジンは親会社がフォード時代の開発で、V8はメルセデスAMG由来。8速ATはZF社製。信頼性は高いものの、年1回のメンテナンスは必須。保証切れでも、整備履歴が残っている限り、故障によっては正規ディーラーで無償対応してくれることがある。

インテリア

ダッシュボードを包むレザーは、日光を長時間浴びると収縮することがある。アフターマーケットのインフォテインメント・システムを組むことで、乗りやすくなる。

電気系統

アストン マーティン DB11(2016〜2023年/英国仕様)
アストン マーティン DB11(2016〜2023年/英国仕様)

ステアリングコラムのモーターや、ダッシュボード上のタッチセンサーなどは故障しがち。保証が切れていても、英国の正規ディーラーは無償で交換してくれる。

ボディとタイヤ

テールゲート・ストラットや、エアロブレード・スポイラーの状態へ注意。ルーフの排水部分から、車内へ水漏れすることがある。タイヤは、ブリヂストンも正規採用されていたが、ミシュランの方がDB11との相性は良い。

知っておくべきこと

英国の中古車市場では、V12とV8エンジンの割合は半々。コンバーチブルのヴォランテは珍しく、全体の2割程度。車重は110kg重いものの、V8エンジンは最大トルクが70.7kg-mへ強化されている。30ps強力な、AMR仕様も魅力的だ。

英国ではいくら払うべき?

5万5000ポンド(約1122万円)〜7万9999ポンド(約1631万円)

英国では、V12エンジンを積んだ初期のDB11が中心の価格帯。7万ポンド(約1428万円)前後から、V8エンジンも選べるようになる。お値打ち価格といっていい。

8万ポンド(約1632万円)〜9万9999ポンド(約2039万円)

後期のDB11が選べる価格帯。エンジンはV8とV12、どちらも選択可能。オーナー数が少なく、走行距離は概ね短い。ヴォランテも含まれる。

10万ポンド(約2040万円)以上

アストン マーティン DB11 V12(2017年/英国仕様)
アストン マーティン DB11 V12(2017年/英国仕様)

新車に近いようなDB11をお探しなら、この価格帯から。5万ポンド(約1020万円)上乗せすれば、DB12も見えてくるが。

英国で掘り出し物を発見

アストン マーティン DB11 V12(英国仕様) 登録:2017年 走行距離:5万6300km 価格:6万2980ポンド(約1285万円)

走行距離が短い初期のDB11が、新車価格の半額以下で狙える。ダーク・ブルー
のボディが美しい、限定のローンチエディションだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    アレックス・ウルステンホルム

    Alex Wolstenholme

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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