プレミアムな内装にハンサムな容姿 マツダCX-80 PHEV(1) 総合327psのハードをチェック

公開 : 2025.12.18 18:05

操作性へ配慮された車載機能のレイアウト

運転姿勢は良好で、視界も広い。車載機能のレイアウトは自然で、人間工学へ配慮されたデザインだとわかる。ダッシュボードやステアリングホイールには、実際に押せるハードスイッチがふんだんに並ぶ。

センターコンソールには、インフォテインメント・システム用のロータリーコントローラー。運転中のタッチモニターへの視線移動を最小限にしつつ、メディアやエアコンの操作ができる。マツダらしい配慮だろう。

マツダCX-80 2.5 e-スカイアクティブ PHEV AWD エクスクルーシブライン(英国仕様)
マツダCX-80 2.5 e-スカイアクティブ PHEV AWD エクスクルーシブライン(英国仕様)

そもそもタッチモニターは、走行中に触れても反応しない。賢明な判断に思える。

走りの印象とスペックは、マツダCX-80 PHEV(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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