フェラーリ・アマルフィ(1) 12チリンドリへ寄せた姿に640ps ローマの改良版ハードを概説
公開 : 2025.12.23 18:05
ステアリングに物理スイッチ復活 広い荷室
ステアリングホイールには、実際に押せるハードスイッチが帰ってきた。以前はタッチセンサーで、操作性で劣ることは否めなかった。レッドのエンジン・スタート/ストップボタンも蘇っている。
ちなみに、このステアリングホイール上のボタンパネルは、既存のローマや296、12チリンドリ、プロサングエにも後付けで組めるという。英国では7000ポンド(約143万円)請求されるが、カーボン製のボディトリムより有効なお金の使い道では。

それ以外の内装は、ローマから継承。素材はくまなく高品質で、お好みの色を指定できる。特別なクルマだと実感させる、繊細で大人な空間へ仕上げることも難しくない。
張りのあるシートは、座面が若干高めながら、座り心地は素晴らしい。身長が高いと、天井からの圧迫感が少なからずありそう。後席は、子どもか荷物用。荷室は見た目以上に広く、開口部の下端も低く、使い勝手が良い。
気になる走りの印象とスペックは、フェラーリ・アマルフィ(2)にて。




































































































































































