新型車発表会の裏側 メーカーとジャーナリストは何をしている?(後編) 最高で奇妙なエピソードたち UK編集部記者の視点

公開 : 2026.01.12 11:45

ランボルギーニウルスの発表会

ジェイムズ・アットウッド(雑誌副編集長):

ランボルギーニ・ウルスが同社の成長に果たす重要性は非常に大きいと期待されていたため、その発表会はサンターガタ・ボロニェーゼに新設された専用工場で行われました。

イタリア首相も出席する中、工場ロボットのアームがシンクロして「踊る」パフォーマンスなど、かなり大掛かりなショーが組まれました。ところが、やや大げさなパフォーマンスの途中、停電ですべてが中断してしまったのです。

パオロ・ジェンティローニ伊首相(当時)も出席したランボルギーニ・ウルスの発表会
パオロ・ジェンティローニ伊首相(当時)も出席したランボルギーニ・ウルスの発表会

結局、当時のランボルギーニ社長ステファノ・ドメニカーリ氏が前に進み出て謝罪し、暗くなったステージにウルスを手押しで運ぶよう指示していましたよ。

エリック・カントナとフォード・カプリ

ウィル・リメル(ニュース編集者):

100人ほどのメディア関係者らとともに倉庫に入ると、ステージ上にサッカー界のレジェンド、エリック・カントナ氏がいました。彼は本を読むふりをしながら10分間も鼻歌を歌い続けていました。

とても奇妙な光景で、僕は彼から約30cmの距離にいました。すると彼は突然姿勢を正し、新型フォード・カプリを絶賛した後、写真撮影のために後輪でパワーポーズを決めたのです。見事でした。

エリック・カントナとフォード・カプリ
エリック・カントナとフォード・カプリ

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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