ロータス・エリーゼの興奮を徹底追求 HPE SV R500(2) 腹をくくった走りで顕になる真髄

公開 : 2026.01.27 18:10

興奮を極限まで追求したエリーゼの究極形

HPE社は、SV R500ほどシリアスではない、公道との親和性が高いR400やR300も提供予定とのこと。ボディはカーボン製ではなく、ロールケージが省かれ、通常のMTが組まれ、ダンパーもより一般的なものになる。それでも、価格は相応にするはず。

SV R500を仕上げるのに、現在の体勢では1年を要する。そもそも、注文できるチャンス自体が限られている。巨額の資金は必要だが、それを逃すと入手困難になる。

HPE SV R500(英国仕様)
HPE SV R500(英国仕様)

2026年の自動車業界において、SV R500は無二の存在だろう。開発に延べ数万時間が投じられるような、ル・マン・プロトタイプ・レーサーの縮小版といってもいい。エリーゼの興奮を極限まで追求した、究極形といってもいい。

HPE SV R500(英国仕様)のスペック

英国価格:37万5000ポンド(約7800万円)
全長:3726mm(エリーゼ S1)
全幅:1701mm(エリーゼ S1)
全高:1148mm(エリーゼ S1)
最高速度:265km/h
0-100km/h加速:3.0秒(予想)
燃費:−km/L
CO2排出量:−g/km
車両重量:620kg
パワートレイン:直列4気筒2200cc 自然吸気
使用燃料:ガソリン
最高出力:334ps/9000rpm
最大トルク:28.2kg-m/8600rpm
ギアボックス:6速マニュアル/後輪駆動

HPE SV R500(英国仕様)
HPE SV R500(英国仕様)

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

HPE SV R500の前後関係

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