680psの「エントリー仕様」 4代目 ベントレー・コンチネンタルGT(1) ライバルたちに対抗意識は燃やさない

公開 : 2026.02.11 18:05

極めてリラックスして運転できる姿勢

運転姿勢は、アストン マーティンヴァンキッシュのように座面が低いわけではない。フェラーリ12チリンドリのように、やる気を掻き立てるような姿勢でもない。そもそも、そんなモデルへ対抗意識を燃やすことは、狙われていない。

前方視界は広く、極めてリラックスして運転できる。コンチネンタルGTで1日に1500km以上運転しても、まったく辛い体験ではないはず。身長の高いドライバーには、ステアリングコラムの調整域が足りないかもしれないが。

ベントレー・コンチネンタルGT(欧州仕様)
ベントレー・コンチネンタルGT(欧州仕様)

ハイブリッド・システムが載る影響で、荷室の容量は先代ほど広くない。しかし、後席がある。夫婦2人での旅行なら、荷物の置き場に困ることはないだろう。

ちなみに、シックな雰囲気のベントレーがお好みなら、スピードの1つ下の仕様として、コンチネンタルGT アズールも設定される。アルミホイールはクラシカルなデザインになり、光沢の強いトリムでボディが飾られ、フロントグリルのデザインも差別化される。

気になる走りの印象とスペックは、4代目 ベントレー・コンチネンタルGT(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

4代目 ベントレー・コンチネンタルGTの前後関係

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