その存在意義は? メルセデスAMG CLE53カブリオレに乗って考える、2ドアモデルの魅力【スーパーカー超王が斬る】

公開 : 2026.03.03 12:05

ラグジュアリーかつ趣味性が最も強い

今回の試乗車はオプションの『AMGダイナミックパッケージ』装着車で、このパッケージにはダイナミックエンジンマウントなどの装備のほかに、『レース』モード選択も可能になる。

こちらもオプションの本革『AMGナッパーレザー』シートや、AMGダイナミックパッケージに含まれるカーボントリムなどで、スタンダードモデルのそれよりもさらに魅力的な空間に演出されたキャビンは、オープンドライブ時にも常に快適性を崩すことはない。フロントウインドウに備わるディフレクターや、リアのドラフトストップも、風の巻き込み防止には大きな効果を発揮する。

搭載されるエンジンは、『M256M』型と呼ばれる2996ccの直列6気筒DOHC。
搭載されるエンジンは、『M256M』型と呼ばれる2996ccの直列6気筒DOHC。    山崎元裕

リアには2名分の独立したシートが用意されており、ソフトトップをクローズすると上下方向の余裕はやや限られてしまうものの、それでもシート自体のデザインや座り心地は十分に満足できる。ソフトトップは走行中でも60km/h以下なら開閉が可能。それに必要な時間は20秒以内だという。

ラグジュアリーかつ趣味性が最も強い2ドアカブリオレ。CLE53カブリオレは、メルセデス・ベンツCLEカブリオレをベースとしながら、エクステリアでも独自のフロントグリルや、ワイドなフェンダー、そしてリアのデフューザー、4本出しのエキゾーストシステムなど、まさに特別感に満ち溢れる。

試乗車にはオプション装備を含めて1538万1000円というプライスが設定されていたが、その点もさすがはメルセデスAMGのブランドを掲げるモデルだ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    山崎元裕

    Motohiro Yamazaki

    1963年生まれ。青山学院大学卒。自動車雑誌編集部を経て、モータージャーナリストとして独立。「スーパーカー大王」の異名を持つ。フツーのモータージャーナリストとして試乗記事を多く自動車雑誌、自動車ウェブ媒体に寄稿する。特にスーパーカーに関する記事は得意。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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