旧車は一筋縄でいかない? トラブルとその対応記(1)【連載:遠藤イヅルのB11型日産サニーカリフォルニア再生&快適化計画 #11】

公開 : 2026.03.27 12:05

オルタネーターも寿命でリビルト

修理後のサニーに乗ったところ、排気漏れが直っているのはもちろんのこと、エンジンマウント交換の効果も絶大でエンジンの揺れが消滅。音と振動を取り除いたことで、クルマが一気に若返りました。

そうか国産旧車といえど、ちゃんと直せばこんなに静かでスムーズに走るのか(当たり前といえば当たり前ですが)。キャブレターの調整も完璧で加速が良くなった気がしました。ちなみに修理費用は合計で約30万円です。

寿命を迎えたオルタネーターはリビルドを行って復活。38年、よく頑張りました!
寿命を迎えたオルタネーターはリビルドを行って復活。38年、よく頑張りました!    遠藤イヅル

しかしその後の同年9月某日、山梨県内の中央道下り走行中にバッテリー警告等が点灯。オルタネーターが充電しないのか……と焦りましたが、ヘッドライトを点けると警告等が消えるのです。むむ、これは過充電の状態ですね。

そこでインターチェンジを降りて安全な場所に停車。近隣の修理工場を調べ、古いクルマに対応してくれそうな工場を探して修理を依頼しました。調査の結果、原因はやはりオルタネーターのレギュレーター。

数日間の預けでリビルドをしてもらい、その後無事に路上に復帰しています。急なお願いでしたが、ほんとうに助かりました。こちらの修理代は約5万円です。

ところで、故障やトラブルとひと言で書いても、38年超、走行距離12万キロ超を超えたサニーはパーツが寿命を迎えたケースがほとんどで、『どうして……』と嘆きたくなる(もしくは笑っちゃう)故障が起きないのは、さすが国産車というべきでしょうか。

しかしサニーの『要修理』はこれだけでは済みませんでした。次回以降もトラブルとその顛末記をお送りします。

(当連載は不定期掲載ですが、主に金曜日お昼頃に公開予定となります)

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    遠藤イヅル

    Izuru Endo

    1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター兼ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持つ。コピックマーカーで描くアナログイラストを得意とする。実用車や商用車を好み、希少性が高い車種を乗り継ぐ。現在の所有は1987年式日産VWサンタナ、1985年式日産サニーカリフォルニア、2013年式ルノー・ルーテシア。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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