SUVタイプの新型水素電気自動車 新型『ヒョンデ・ネッソ』日本発売開始 充填5分で航続距離約1000km インフラ車両としても期待
公開 : 2026.04.08 17:25
昨年に第2世代へとフルチェンしたヒョンデのFCEV『ネッソ』が、日本での販売を開始しました。国内での水素インフラの整備はまだこれからですが、5分の水素充填で約1000kmの航続距離は魅力的ではないでしょうか。
FCEVヒョンデ・ネッソの日本での販売を開始
ヒョンデは4月8日、SUVタイプの新型水素電気自動車『ヒョンデ・ネッソ(NEXO)』の日本での販売を開始した。
『ネッソ』は、ヒョンデが長年培ってきた水素技術の集大成として開発された次世代FCEV(燃料電池車)である。

2018年に初代モデルが登場した『ネッソ』は、2024年までに全世界で約4万台を販売、7年ぶりのフルモデルチェンジとなった新型も、先行して販売を開始した韓国では半年で約5000台の販売実績をもつ。
今回、日本に導入された新型モデルでは、日本のユーザーの声を開発に反映し、走行性能の最適化と実用性の向上を徹底的に図ったという。
パワートレインには、最高出力204ps、最大トルク35.7kg-mを発揮するモーターを搭載し、一充填走行距離は標準グレードの『ボヤージュ(Voyage)』が最大1014km、上位グレードの『ラウンジ(Lounge)』、『ラウンジプラス(Lounge+)』で970kmと公表されている。
搭載される水素タンクの容量は162L(6.69kg)で、満充填に要する時間は約5分となっている。その経済性の高さと運用効率から、タクシーや公用車としての需要も見込まれている。
さらに、最大1500Wの電力供給が可能な『V2L(ビークル・トゥ・ロード)』、『V2H(ビークル・トゥ・ホーム)』に対応しており、災害時の非常電源など『社会インフラ車両』としての役割も果たす。
価格は750万円(ボヤージュ)から835万円(ラウンジプラス)で、国の『クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)』が147万円が適用、さらに東京都の『ZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)車両購入補助金』においても170万円の補助が想定されている。
水素SUVとしての個性的なエクステリア
新型『ネッソ』のエクステリアは、ヒョンデ独自のデザイン言語『アート・オブ・スチール』の思想のもと、張りのある面構成と両館の強いシルエットでまとめられている。
フロントのデイタイムランニングライトやリヤコンビネーションランプには、ヒョンデの水素事業ブランド『HTWO』のシンボルマークをモチーフとした意匠が盛り込まれ、FCEVとしての個性と先進性を視覚的に主張している。

また、イルミネーションを備えた『オートフラッシュドアハンドル』や『デジタルサイドミラー』(ラウンジプラスに装備)などの装備もネッソの先進的なイメージを強調するディテールとなっている。
ボディカラーは標準色の『ファントムブラックパール』のほか、プラス6万6000円のオプションカラーとして『クリーミーホワイトパール』、『ゴヨーカッパーパール』、『エコトロニックグレーパール』が設定される。
ボディサイズは全長4750mm、全幅1865mm、全高1690mm、ホイールベース2790mmのDセグメントのSUVながら、最小回転半径は5.5mと日本の道路環境でも取り回しが良いものとなっている。
タイヤサイズは『ボヤージュ』が225/55R18、『ラウンジ』、『ラウンジプラス』が245/45R19で、最低地上高は160mmを確保する。



























