修理パーツ入手は絶望的? トラブルとその顛末記(その2)【連載:遠藤イヅルのB11型日産サニーカリフォルニア再生&快適化計画 #12】
公開 : 2026.04.10 12:05
イラストレーター兼ライターの遠藤イヅルが、1985(昭和60)年式『日産サニーカリフォルニア』の『再生』と『快適化』をレポートする不定期連載。第12回は、『これまでに起きたトラブルとその対応』という話題の『その2』をお送りします。
パワステフルードが漏れだした
こんにちは。イラストレーター兼ライターの遠藤イヅルです。所有中の1985(昭和60)年式『日産サニーカリフォルニア』の『再生』と『快適化』のレポート連載第12回は、これまでに発生したトラブルおよびその対応記について、前回に引き続き『その2』をお送りします。
『その1』で記したように、2023年に入手したB11型サニーカリフォルニアは、トラブルはあまりないといいなあ、という淡い望みを打ち砕くように、来て数ヵ月で幾度か工場入りをしてしまいました。

とはいえ、その理由のほとんどが『部品の寿命』なので、当時経年38年で走行距離12万キロオーバーのサニーには、致し方ない面はあるでしょう。
排気漏れ、冷却水漏れ、ワイパーのリンク修理、エンジンマウントやオルタネーターの交換などを経て、ゴキゲンに走行距離を伸ばしていたサニーですが、次のトラブルは2024年の春。クルマの下から、また何か垂れているのを発見しました。
それが冷却水とパワーステアリングのフルードと判明。冷却水は前回修理したのとは違うところから漏れています。あちゃー。
パワステフルードのリークもそれなりの量です。市販の漏れ止め剤を投入するも効果はなく、補充しても減る状態が続きました。パワステ、直すにしても部品あるかな……。
古いクルマの部品確保問題
しかも液漏れはそれだけでは済まず、確認したらブレーキフルードもかなり減っているではありませんか。しかもハンドルを切ると、左前からゴリゴリと音が……。うーん、ドライブシャフトもダメっぽいです。
となると、頼りになるのはいつもの主治医『オートサービス&パフォーマンス・エンドウ』です。事情を説明してサニーを持ち込み、修理してもらうことになりました。

ところで、このクルマに乗っていると「部品は出ますか?」とよく聞かれますが、B11型サニーに関して言えば、絶望的です。
まずB11型サニー自体が、もはやほぼ絶滅しています。中古車の流通数がいまだに少なくなく、チューニングパーツやサードパーティの部品が多いB310型サニーやB120型サニートラックのほうが、維持はラクではないでしょうか。
また、洋の東西を問わず1960~1970年代のクルマのほうが、パーツ面の確保はしやすいはずです(人気があるかないか、という側面も無視できませんが)。
一方で、1980〜1990年代頃の国産ヤングタイマーは、車種数、使用部品、電子部品の多さも手伝い、メーカーや車種によっては修理が極めて困難です。
もしこれから国産旧車やヤングタイマーが欲しい、と思っている人がいたら、購入後に修理やパーツ確保をしてくれる主治医やルートの確保、同じ趣味を持つ人とのネットワークを持つことをお勧めします。






