標準モデルより軽くリニアでスポーツカー寄り アストン マーティン DB12 S(2) 「S」が得た魅力とは?

公開 : 2026.05.28 18:10

スーパーツアラーのDB12を着実に高速化

DB12を着実に高速化させた、DB12 S。引き締められたシャシーで鋭いコーナリングを実現し、安定性も増し、スポーツカー側へシフトしたと表現できるかもしれない。

Sの付かないDB12も、充分以上に魅力的なグランドツアラーではある。しかし、多少の快適性の悪化と引き換えに、「スーパーツアラー」のスーパーさを一層求めるなら、DB12 Sは望ましい選択になるだろう。

アストンマーティン DB12 S クーペ(欧州仕様)
アストンマーティン DB12 S クーペ(欧州仕様)

◯:標準のDB12より、軽くリニアでスポーツカー寄り 聴き応えのあるV8サウンド 存在感の強いスタイリング 抑えられた価格上昇
△:更に増やしたいパワーとトルク 車内の雰囲気を僅かに低める、カープレイ・ウルトラのグラフィック 硬めの乗り心地

アストンマーティン DB12 S クーペ(欧州仕様)のスペック

英国価格:20万5000ポンド(約4305万円)
全長:4725mm
全幅:1980mm
全高:1295mm
最高速度:325km/h
0-100km/h加速:3.5秒
燃費:−km/L
CO2排出量:−g/km
車両重量:1820kg
パワートレイン:V型8気筒3982cc ツインターボチャージャー
使用燃料:ガソリン
最高出力:700ps/6000rpm
最大トルク:81.4kg-m/2750-6000rpm
ギアボックス:8速オートマティック/後輪駆動

アストンマーティン DB12 S クーペと筆者、マット・ソーンダース
アストンマーティン DB12 S クーペと筆者、マット・ソーンダース

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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