フェラーリ・ルーチェはもっと美しくなるはずだった? 世界一のインテリアと、記者が見た「本来の姿」【UK編集部コラム】
公開 : 2026.06.01 12:05
エンジニア側の意見が強すぎた?
EVは背が高くなりがちだ。ルーチェの場合、フェラーリは将来的にバッテリー交換が可能となるよう、キャビンフロアの下に蓋付きのバッテリーパックを配置することを強く求めた。しかし、こうすると必然的に車高が高くなってしまう。
それを踏まえ、ジャガーのデザイナーたちは、タイプ01においてバッテリーモジュールを分離し、その間に「フットガレージ(足元のスペース)」を設けることで、乗員の着座位置を低く抑えられるようにしたのだ。一方、BMWのノイエ・クラッセEVプラットフォームでは、バッテリーパックの上面をキャビンフロアとして利用している。

開発過程で直面した技術的課題のせいで、ルーチェは車高が高くなり、優雅さを失ったのだろうか? もし車高を低くして、スポイラーとボディの間の隙間をさらに強調すれば、より魅力的に見えるだろうか? そして、細部のラインに関する議論が交わされ、最終的に合意に至っていれば、もっと見栄えが良くなっていただろうか?
ニューソン氏は、LoveFromとフェラーリの関係が「意外にも緊張していなかった」と語った。もしかすると、もっと緊張するべきだったのかもしれない。






























