氷上性能に振り切ったスタッドレスタイヤ ダンロップ『ウインターマックス・アイスプロ』発表【 #大谷翔平 選手がCMに登場】

公開 : 2026.07.06 07:05

4年が経過しても氷上での効きが持続

しかし、氷上性能に特化したからといって、タイヤライフが短すぎては誰も購入してくれない。そもそもタイヤは経年によって内部のオイルが抜けてゴムが硬化し、スタッドレスタイヤでは氷上性能が徐々に低下していく。

そこでアイスプロは、オイル抜けを抑えてゴムの硬化を抑制する『うるおいポリマー』を従来品から増量して配合。これにより柔らかさが持続され、新品時だけでなく、4年が経過しても氷上での効きが持続し、過酷な冬道での長い安心感を提供するという。

氷上性能を限界まで追求するため、様々な技術が投入されている。
氷上性能を限界まで追求するため、様々な技術が投入されている。    ダンロップ

こうした新技術の採用により、従来品のウインターマックス03と比べて、氷上ブレーキ性能は25%、氷上コーナリング性能は9%向上させている。

アイスプロのターゲット像は?

ダンロップでは、アイスプロのターゲット像の居住エリアは降雪エリアに絞っている。例えば北海道在住の4人家族で、通勤や送迎で毎日氷上路面を走行。ドライバーのお父さんもしくはお母さんは、家族を安心してクルマに乗せたい、家族を冬道の危険から守りたいという想いが強いという方だ。

そこで、氷上路面でしっかり止まり、しっかり曲がるアイスプロなら、運転にも心理的な余裕が生まれ、安心感も高まる。当然ながら冬道での事故防止につながる。アイスプロの体験価値は『過酷な凍結路面でも心にゆとりを持つことができる』わけだ。

アイスプロのターゲット像の居住エリアは降雪エリアに絞っている。
アイスプロのターゲット像の居住エリアは降雪エリアに絞っている。    ダンロップ

大谷翔平選手がCMに登場

そんな『氷に振り切ったスタッドレスタイヤ』である『ウインターマックス・アイスプロ』のサイズ展開は、145/80R13から255/45R22まで計99サイズ。軽自動車から大型SUVやスポーツカーまで、日本で販売されている大半のクルマに対応する。現段階で価格は発表されていない。

なお、氷上性能に特化した降雪エリア用と謳ってはいるが、降雪エリアのみで販売するわけではなく全国展開される。これは、準降雪、非降雪エリアに住んでいて、年に数回は降雪エリアに出かける人などにも対応するためだ。また、従来品のウインターマックス03も当面は併売される。

アイスプロのCMには、メジャーリーガーの大谷翔平選手が起用された(写真はCMのキャプチャー)。
アイスプロのCMには、メジャーリーガーの大谷翔平選手が起用された(写真はCMのキャプチャー)。    ダンロップ

ちなみにアイスプロのCMには、シンクロウェザーと同様にメジャーリーガーの大谷翔平選手が起用された。7月1日からウエブで公開され、降雪エリアでは9月より順次TV放映が開始される予定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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