フォルクスワーゲン・カリフォルニア x シトロエン・ホリデイズ バンコン・キャンピングカー比較(1)上質なミニバンから「走る別荘へ」

公開 : 2026.07.20 18:05

ポップアップルーフを立ち上げれば4名で車中泊

ホリデイズは、フランス北東部の工場で生産されたスペースツアラーを、スロベニアへ運びキャンピングカーへ改造したクルマ。パワートレインは、2.0Lディーゼルターボの1択のみだ。近々の小変更で2.2Lへ拡大するそうだが、最高出力へ大きな違いはない。

車内には2口ガスコンロに冷蔵庫、冷水シャワーヘッドが備わる。シートはフルフラットにでき、2名分のベットになる。ポップアップルーフを立ち上げれば、屋根の上部分でも2名が眠れる。マットレスのサイズは1900mmx1200mmで、やや狭いけれど。

シトロエン・ホリデイズ(英国仕様)
シトロエン・ホリデイズ(英国仕様)    ジャック・ハリソン(Jack Harrison)

フロントシートは回転し、リアシートと対面で座れるようになる。その間へ簡易テーブルを設置すれば、楽しい夕食を家族で楽しめるだろう。このクラスのキャンピングカーでは珍しく、ポータブルトイレも備わる。

大きな浄水タンクにサイドオーニング

カリフォルニアの車内も、基本的なレイアウトはホリデイズと同じ。だが中級グレードのコースト以上なら、ルーフは電動でポップアップする。

ガスコンロは1口で、ポータブルトイレは備わらない。そのかわり浄水タンクは大きく、ボディサイドにはオーニング。充分な空間があることを確かめ、巨大なテールゲートを開くと、専用の折りたたみチェアを取り出せる。

フォルクスワーゲン・カリフォルニア・コースト(英国仕様)
フォルクスワーゲン・カリフォルニア・コースト(英国仕様)    ジャック・ハリソン(Jack Harrison)

製造場所はドイツ。パワートレインは3種類あり、今回の2.0Lディーゼルターボのほか、2.0Lガソリンターボか1.5Lプラグイン・ハイブリッドから選べる。馬力はそれぞれ150ps、203ps、245psあり、後者は四輪駆動で、電気で80km走ることも可能だ。

この続きは、バンコン・キャンピングカー比較(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブン・ドビー

    Stephen Dobie

    英国編集部ライター
  • 撮影

    ジャック・ハリソン

    JACK HARRISON

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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