雨でも後輪駆動の『ランボルギーニ・ディアブロSV』を乗り回す英国在住オーナー 「狂ったように」高騰したフェラーリ・テスタロッサから買い替え

公開 : 2026.07.21 17:05

どんな天候でも運転する!

筆者がピーターさんにお会いした時は雨が降っていたが、雨天だからといってディアブロを運転しない理由にはならないという。

「ガレージに保管していますが、ただの飾り物ではありません。どんな天候でも運転します。もう生産から30年近く経つので、多少の手入れは必要でしたが、幸い、わたしはスーパーカーの整備、修理、修復を専門とする会社に勤めているんです。だからといって、無料で何かしてもらえるわけではありませんよ!」

ピーター・ディーツさんのランボルギーニ・ディアブロSV
ピーター・ディーツさんのランボルギーニ・ディアブロSV    AUTOCAR

今や、ピーターさんのSVは多くの注目を集めている。取材の最中にも、ある親子が、開いたシザードア越しに運転席を覗き込んでいた。息子は無表情に眺めていたが、父親の方がずっと興奮していたようだ(記事冒頭の写真)。

聞くまでもないかもしれないが、最後に1つだけ質問をしてみる。ディアブロSVの運転感覚はどんなものですか?

「サイズと視界の悪さに慣れさえすれば、完璧です」とピーターさんは答える。

「駐車は面白いですよ。まっすぐに停めることなんて到底無理ですからね! 車幅制限のある場所には停められませんし、スピードバンプも斜めに乗り越えなきゃいけません」

それが『偉大さの代償』なのだ。

*翻訳者注釈:最後のフレーズは英国のウィンストン・チャーチル元首相の発言として知られる『The price of greatness is responsibility. (偉大さの代償は責任である)』に由来する……と思われます。あくまで推測ですが。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジョン・エバンス

    John Evans

    役職:特派員
    フリーランスのジャーナリストで、AUTOCAR英国編集部の元スタッフ。姉妹誌『What Car?』誌の副編集長や『Practical Caravan誌』の編集長なども歴任した。元自動車ディーラーの営業マンという経験を活かし、新車・中古車市場や消費者問題について幅広く取り扱っている。近年は、これらのニュースや特集記事に加え、アイスクリーム・ワゴンのDIY方法から放置車両の探索まで、さまざまな記事を寄稿している。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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